いつか君と行った映画がまたくる、、、で始まるいちご白書をもう一度。
時折、我々の世代と思しき人が酔いしれて歌っている。
隣の若い女の子に、「いちご白書」という映画知っていると聞いても、答えはいいえ。
僕の世代でもあの映画を見たひとがたくさんいるのだろうか。
Circle Game という主題歌はヒットした覚えがあるのだけれど。
1970年代、日本も学園紛争の時代。米国も同様。この映画はその時代の投影図。
内容はあまり覚えていないが、学園のノンポリ学生(政治に無関心な学生のこと)が一目ぼれした女の子の後を追っかけていくうち、次第に学園紛争の渦中に巻き込まれていく内容。
あまり面白い映画とはいえなかった記憶がある。
2番の歌詞に、
就職が決まって髪を切ってきたとき、もう若くないさと君に言い訳したようね
というフレーズ。
当時、長髪が反体制的なシンボル。
でもあれから、30数年、何度ももう若くないさとを繰り返してきた。
水曜日、60歳代のおじさんとおばさんと楽しい会食、いまだに若々しく、自分たちの夢を実現するために熱く語り合っていました。
がん治療の新しい医療技術の普及を自分たちの手で。
さすがにもう若くはないけれど、夢は大きく、丁度若木のごとく。
30年前の夢は、漠然とした夢。
今は実現しようとする夢。
お酒より甘露、甘露。