妻の病気は、脳幹出血、脳の一番太い中心を走る血管に血液瘤(風船みたいなもの)ができ、突然破裂した病気であり、中枢系にダメージがあり、上肢下肢に麻痺が生じています。
もうひとつ、体温調節がうまくいかないようで、室内の温度をこまめに調整しないといきません。体の調子が悪くなると左足が熱いとうったえます。冷たいタオルで冷やそうとすると、冷たすぎてNG.しかたなく、団扇で扇ぐしかないことになります。団扇で扇いでいるとすぐに気持ちよさそうに寝息を立てます。覗き込むと薄目を開け、さも起きているわよ。手を抜かないでとさも言いたげ。日曜日の昼下がり、こちらもうとうと。ただ、緩慢に団扇が動いているだけ。のんびりした午後がここにあります。
もうひとつ敏感になったこと。悲しいニュースや怖いドラマがだめなようで、そんな話が聞こえてくると、テレビを消してといいます。朝出かける前に、ニュースを聞いていると、妻のために消す機会が多いこと。
でもここ1、2年いやな事件「身内による殺人事件」「無差別事件」「いじめ」のニュースが増えてきましたね。というより、マスコミが平気でそういうニュースをセンセーショナルに流しますね。真実を伝えることより、テレビ画面に我々を釘付けにする(視聴率)ことを重視しているのでしょうか。
今朝は雨模様。突然雲の合間から淡い陽射し。これも妻には刺激が強すぎるようで、あわててカーテンを締めました。テレビにつけるカーテンはないのでしょうか。
かつて私の友人が言った名言
事実を知ることと真実を理解することはまったく違った次元の話。
私の迷言
事実を積み重ねて、まったく新しい真実をつくろう。