三つの名を持つ犬/近藤 史恵 | 葦の髄から天井を覗く

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三つの名を持つ犬/近藤史恵
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この表紙。


絶対泣ける本だ!と思って借りた。「46番目の密室」を読み終えて、身体にまとわりつく「殺人」を取り払いたくて、すぐに手にした。


売れないモデルの草間都にとって、愛犬エルはかけがえのない存在だった。

一人暮らしの孤独を癒してくれるだけでなく、エルとの生活を綴ったブログが人気を集め、ようやく仕事が入り始めたのだ。

だが、ある日エルは死んでしまう。

エルの死によって仕事を失うことを恐れた都の前に、エルそっくりな犬が現れたとき、思わず都は・・・。

人ゆえの脆さと犬への情愛ゆえに、大きな罪を背負った都を救うのは誰?

大藪賞受賞作家が描く、切なくも美しいミステリー!


(表紙導入部より)


み、ミステリー?あれ、思ってたんと違う・・・のかな?


読み始めて、都が人を殺してしまった時、「ああ、今読みたいのはこういう本じゃなかった」ってちょっと後悔。


けれど、第二部になって語り手が変わった時、一気に面白く感じた。


そして、単なるミステリーじゃなく、人の気持ちの移り変わりを丁寧に描く近藤さんがやっぱり好きだな~。


篤がどうやってササミを誘拐したんだろう・・・ってそこが引っかかったけれど、頭の中で、都=菜々緒さん、エグ=窪田正孝くんで勝手に映像化しながら読んて楽しかった!