- ハング/誉田 哲也
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ネタバレしてますので、間をあけます。
ドラマを観る習慣がなく、でも、大知くんがテーマソングを担当し、しかも脚本を読んで歌詞を書き下ろし、と聞いちゃあ、内容が気になる気になる~ってことで、原作を借りてみました。
往々にして、映像化されると、内容がガラリと変わることがありますが、まあイメージを掴むってことで。
表紙をまじまじと眺める。「ショーシャンクの空に」風。そして脳内で再生される、「Bring It Down」。
「ショーシャンクの空に」は、もう話の内容を知ってるからかもしれないけれど、そこに「希望」を感じる写真だった。
一方こちらは、暗い、夜の雨の中のようで、「なぜなんだ」ってどうにもならない様子が伝わってくる。
そしてページをめくる。
警察が舞台なんだけど、疑問。刑事さんの「班」って、こんなに年齢が偏るもんなの?どうなの?
一番上の「おやっさん」みたいな人がいて、それ以外は20代後半~30代。
しかも、みんな高身長。刑事さんって、そりゃあ大柄な方が有利そうな気がするけれど、実際どうなの。
「映像化されることを狙ったような設定」だな、って思った。ヒロイン的な女性も、とってもきれいなようだし。
と、否定的なところから入る私性格悪し。
刑事さん同士が、苗字でなく名前で呼び合う(プライベートじゃなく、仕事中)っていうのもどうなの。まぁ、津原さんは「家族のように」感じてるみたいなんで、みんなもそう思っていて、仲良しってことね。
三人称なんだけれど、読んでるうちに「あれ?ああ、目線が変わったのか」とちょっとむっとした←読解力に難があるのは、私の責任ですはいすみません。
だって、ずっと「津原さん目線」で語られてたのに、いつの間にか「おやっさん目線」だったんだもの。
完全な三人称(ってそんな言葉があるのか知らないけれど)ではなく、場面によって目線が変わる文章。
でも基本、津原さん目線。
話は結構面白かった。
世の中、見えない誰かの力で動いていて、私たちはコマの一つに過ぎないんだな~って思うことがあるけど、そんな内容。
登場人物がどんどん死ぬ。容赦ない。
点と点が線でつながり、終わるかと思いきや、もう一人の真犯人がいたりして、でもその人物は「へぇ」っていうような小物で(←オイ)、でもまぁ、面白かったです。救いがないけど。
ハング、で、ブリング イット ダウン、か。