舟を編む/三浦 しをん | 葦の髄から天井を覗く

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舟を編む/三浦 しをん
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本の装丁って気になります。

子供の頃はそんなの気にしたことなかったし、若いころも、そうでした。


専業主婦になってからかなぁ。

世の中にはいろんな職業があるのだな、と気付いてから(←遅すぎだろ)。


たった1冊の本でも、作家さんと出版社の人の他に、沢山の人が関わっている。


この本は、一つの辞書を作り上げるまでのお話なんだけど、それはそれは沢山の人たちが関わり、そして、長い長い年月をかけてました。

何も、直接本に関わった人たちだけではなく、その人の家族だったり、大切な人だったり、ネコだったり、いろんなものが少なからず関わって、世の中、何も本作りだけではなく、さまざまな物が、沢山の人の力によって、私のところへ届いているのだなぁ、と思いました。


ちょっと話がそれますが、朝、ETVでやってる「シャキーン」という子供番組があるのですが、一つの物が、あらゆる人の手によって、自分のもとへ運ばれてるんだよって考えされられる映像があるのです。

映画チックな映像で、最後、映画のエンドロールみたいに、

出演:○○ ○○

    ○× ○△

       ・

       ・ 

       ・


って、トラックでその物を運んだ人とか、仲買人とか、スーパーの店員さんとか名前が流れるんです。

子供に、「ほら、○○の口に運ばれるまで、こんなに沢山の人が関わってるんだよ。すごいね!こりゃ残したら失礼だよね!」って声をかけたのですが・・・やっぱり野菜は食べないよー。

お願いですから、サーティーワンのアイスを食べる勢いで、ごはんも食べてください。



・・・大分話がそれました。

前から、三浦しをんさんの紡ぐ言葉が好きなのですが、今回も、「おぉ」と思わず線を引きたくなるような比喩表現がいくつかありました。


作家さんによっては、私が合わないだけだとも思いますが、大げさな比喩だったり、頭に浮かびにくい比喩だったりで、そういうのが多用されていると、読む気が失せてしまうこともあります。


三浦しをんさんの比喩は、小気味いい。好き。


映画化される、とのことだったので、読みながら、私も勝手にキャスティングしてました。

読んでる途中で我慢できなくて、映画のサイトに行っちゃった→コチラ


馬締さんは松田さんかぁ。

私どうしても思いつかなくて(長身・ひょろひょろ・天パみたい)・・・

うんうん、いいかも。瑛太さんもいいなって思ってたけど。

まるで「まほろ駅前~」じゃないか。


香具矢は宮﨑あおいさん・・・イメージが違う。

宮﨑さんだと、キレイというより、かわいい。

私の中では、柴崎コウさんでした。


西岡さんはオダギリジョーさんね。馬締さんと同年齢っていう設定だけど・・・チャらい役柄上手そう。



読んだ後の気持ちが、すっきりとする、いい本でしたが、ただ一つ、

荒木さんが、西岡さんから「辞書向きのいい人材がいる」と聞き、その後ろくすっぽ話も聞かず飛び出していってしまうところ・・・が共感できなかった。

そこまで切羽詰まってた、と自分を納得させたけれど。


ここまで自分の文章を読み返し、装丁の話が途中だったことに気付きました。

読み進めると、一旦本を閉じて、装丁をまじまじと見てしまいます。

そんな遊び心が好き。


今このページ「ブログを書く」の日付を見て気付いた!

もう12月ではないか!!

あちゃー(色んな意味で)。