夜の国のクーパー/伊坂 幸太郎 | 葦の髄から天井を覗く

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夜の国のクーパー/伊坂 幸太郎
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犬派、しかもかなりの犬好きだと(勝手に私が)思ってた伊坂さん。

ド頭からネコ目線、ネコが語ってる~!


そうそうそう!

ネコの尻尾ってさ、あれ、別の生き物だよねぷぷ

カラダは静止してんのに、長ーい尻尾が、にょろ、にょろ、にょろ、って動いてるの、好きキャー

カラダは静止してんのに、長ーい尻尾のさきっちょだけが、ぱた、ぱた、ぱた、と動いてるのも好きキャー

あぁ~、最後にネコを触ったのはいつかしら・・・

子供の頃が最後じゃないかしらん。

ネコを見かけることはあっても、なかなか触らせて下さらないネコ様←


物語でも、トム君(ネコ)の尻尾は、本人も「別の生き物」と認識してる風な記述(萌)


読み進めながら、「おぉ、今回はファンタジーで攻めてきたのね!(ってある意味伊坂作品はみなファンタジーのようだ)」って思ってたら、今度はヒト目線。


トム君の住んでる国のヒトじゃなくて、仙台の港から小舟にのり、釣りを楽しんでいたはずの私(でも心から楽しんでる訳じゃない。妻の浮気に悩み、2つ目の趣味である釣りに逃避していた)。

気付くとカラダをしばりつけられ(トム君の仕業らしい)、トム君の国で起こっている戦争について聞かされることになる(なんとネコと会話ができるのだ!ファンタジー)。


途中、「もしかして・・・そうなの?」「あ、やっぱりそうだったんだ!」

っていう場面があったんだけど、最後読み終えてから、また初めの方(トム君と私が出会うところ)を読んでたら、なるほど、2人の関係を、におわせる記述があったわ。

んも~、伊坂さんったらニクイ(いや、初めに気付くべき?w)。


ファンタジー色が濃いので、何が言いたい小説なのかなーって思ってたけど、後半に行くにつれ、見えてきた。


一つを信じるのではなく、もう一つの側面も考えてみる。

鵜呑みにしない。

困難に思えても、出かけたらちゃんと帰る。

二度と無理、と思っても、一度は歩み寄ることも必要か。

ネコはかわいい。


ネコもかわいいけど、今テレビ東京でやってるまさはるくんもかわい~キャー


あとがきを読んで、大江健三郎「同時代ゲーム」を読みたいと思った~。

図書館にあるかな。