西加奈子「炎上する君」
8つのお話からなる短編集。
「空を待つ」
拾った携帯に届くメールの内容がよかったです。
人によっては、「ありきたり。偽善。きれいごと」ととらえてしまう
言葉かもしれないけど。
私は、人を慰めるとき、言葉がなかなか出てこなくて。
うんうん、と話をきいてあげることしかできないから、
こんな風に、言葉を紡げる人はいいなぁと思いました。
8つのお話すべてが、不思議な世界観で、ちょっと読み進めるのが大変。
今まで読んだ本は関西弁だったけど、これには関西弁がなかったせいもあるのかな。
表紙の絵を、作家さんご本人が描かれているようで、
多才なんだなぁと思いました。