うちの娘は、かなり重いアレルギー患者で、
アトピー性皮膚炎と共に、気管支喘息が持病です。
赤ん坊の頃はしょっちゅうひどい喘息の発作を起こしていて、
そのたびに、真夜中だろうが夜明けだろうが車を病院へ走らせて
処置をしてもらったものでしたが、(何故か発作が起きるのは夜中が多い)
それがあまりに頻繁なので、だんだん親の体が持たなくなってきて、
吸入器を家庭用に購入しました。
あらかじめ薬を病院から処方してもらっておけば、
この機械に薬剤を仕込み、
発作時に自宅で吸入して、症状を緩和する事が出来ます。
結構なお値段でしたが、発作のたびに時間外診療を受ける費用を考えれば
うちの場合は間違いなく元を取ったと思います。
初めて発病して入院したのが、10ヶ月の頃でした。
その後、再入院も含めて、たびたび喘息には悩まされてきたわけですが、
そんな娘もあれから4年経って随分丈夫になりました。
今ではたまにしか発作は起きません。
天気の崩れる前日は何故だか発作が起きやすいので、
低気圧が近づいている時だけは用心しますが、
(娘の様子を見ていると天気予報が出来たりする)
後は風邪さえ引かさなければまず大丈夫。
発作は、発作と発作の期間が長ければ長いほど、次の発作が起きにくくなるそうです。
だから、発作を起こさせない予防治療が重要です。
本人がもっと大きくなって、自分で体を管理できるようになったら、
発作が起きる前に定期的に吸入して発作を事前に防ぐ、予防治療へ切り替えていくつもりです。
そしていつか、次の発作への期間が無限、つまりもう発作の起きない体に
なることが出来たなら、現在のしんどい日々を笑って思い出すことができると思います。
一緒に頑張ろうね>娘