縁あって、今月から新しいメンタリングプログラムに参加しています。

このプログラムをやるのは2回目なのですが

前回も大変貴重なご縁をいただけて

毎回、私に、新しいリーダー像を教えていただける、素晴らしい機会です。

 

もちろん外国人(基本的にはUS本社で働いていることが多い)なので

英語でコミュニケーションをしなければならないところはちょっと大変ですし

言われたことを全部受け止めていられているかはわからないですが

海外の方がしてくださるアドバイスって

その比喩表現が日本人感覚とは違ったりすることも多く

とてもグサッと響くお言葉をいただけることも多いのです

 

今回は、私だけでなく、上司たちもびっくりの素晴らしい方とのペアリングがかない

フランス出身で、フランス、ドイツでのお仕事を経て、今はUS勤務

そして、柔道黒帯なので、日本文化のこともよくご存じですし

日本人の上司も部下もたくさんご経験がある方。

私としては、いつもセーターを肩にかける石田純一さんスタイルをしていたので

これまでは遠目から、おしゃれな方なんだなぁと思っていたのですが

お話して、フランスのご出身と判明。納得です。

 

そんな方に、キャリアやコミュニケーションについて質問させていただいているのですが

12年前にアメリカにいらしたとき、小中学生のお子さんたちは英語が話せなかったとおっしゃっていたので

わたしは、強者!とびっくりして

フランスの英語教育について伺ってみました。

そこで私が理解した情報によると

フランスでの第二外国語としての英語は11歳から始まり

14歳だったか15歳だったかからは、第三外国語として

フランス北部だったらドイツ語

フランス南部だったらスペイン語やイタリア語

などをお勉強するんだそうです。

フランス北部はベルギーなどドイツ語圏に接していて

フランス南部はスペインやイタリアに近いから

その地域として知っていたほうが有益になるであろう言語が第三言語になるそうです。

 

もう、第二外国語としての英語しか勉強していない、島国の私にとっては

なるほど、という感じ。

お子さん、英語できない状態でどうしたの?と伺ったところ

学校のサポートに加えて

家に帰ってきたら、全部フランス語で今日習ったことをもう一度教える

という生活を半年ぐらいしていたら、

子どもなんてあっという間になじんでいったよ

とのこと。

そこにはやはり熱心なサポートがあるんだなと感じました。

 

奥様もフランスの方のため

今でもおうちではフランス語をお話になるとおっしゃっていたので

メンターさん自身はどのように流暢レベルの英語を身に着けたのですか?と聞いてみました。

 

その結果は、結構意外で

 

通勤中、ずっとBBCのラジオをかけていた

意味がわかんなくてもいいから、理解しようと聞かなくていいから

とにかく脳細胞に英語のToneを染み込ませるまで聞かせまくった

それ、4年やってね、4年やったら大丈夫

とのこと。。

 

え、ひと昔まえ、そんな英語教材、日本にありましたよ?え、それなの?!

と思ったのは私だけでしょうか。

でも、とどのつまりは、結局、誰でも思いつくようなことをどれだけ徹底的に継続できたのか、なのかもしれません。

 

素直な私はさっそく、iphoneのポッドキャストアプリで、BBCとVOAのメニューを検索。

Learning Englishのシリーズってたくさんあるんですね!

ちょっとゆっくり目に話をしてくれるので、ぼけっと聞いていても何の話なのかは簡単にわかる感じです。

私が中学生のころって、英語を聞いてみたけど聞く機会がなくって

InterFMをきいて、電話番号の数字が聞き取れて喜んでいましたが

今はいくらでも英語教材があって、お金をかけなくても本物の音声が聞けます。すごすぎる。

 

残るは継続する力。

メンターはきっと4年続けることができたからできるようになれたのでしょう。

どこぞの教材も、きっと内容はよいはずで、それを最後までできるかどうかが問題ですよね。

そんなわけで、遅まきながら、脳細胞に英語を染み込ませるべく、私も英語を聞く時間を増やそうと思っています。