2nd stepの見直しです.前回、2013/3/15です.
冬の大三角形の星座を先にしたいのですが撮影が進みません.リアルタイムを念頭に置いていて、ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)の観察中に撮影できましたので先に.さすがはうさぎさん、ぴょん^^
オリオン座のすぐ南側.一等星はありませんが、形は判りやすい.使う星図によって星座線が異なりますが、ご自分で覚えやすく想像して星々を繋いで下さい.自分も「うさぎ」です.
トレミーの命名(整理?)は、やはり素晴らしいです.

50mm撮影(ISO 3200/30sec)で、CLSフィルター+ソフトフィルターを使って星像を膨らませています.前回は撮るだけで精一杯でしたが、、、.ちなみに、ソフトフィルター無しでは緻密だけれど、寂しいです.


ここで一考.主写真は南向きヴェランダからうさぎ座をとっておりますが、高度が低いので街燈の影響を受けます.ソフトフィルター無しの画像は、左上と右下では背景色が異なって街燈の影響が解りますね.これを左上の暗い空のように疑似的にある程度の補正をすることができます.2nd stepなので、画像処理の勉強も沢山必要になってきます.

いかがでしょうか?
主写真は自宅で撮っている雰囲気を重んじて、強度に補正しない図を載せています.
さて、自分解釈のうさぎ座の見どころ~^^
・クリムゾンスター:一番の輝きです.特別、拡大しなくてもしっかり入りました.血豆です.
R Lep と略表.変光星で周期430日の赤い星です.
変光星は星座毎に発見順にR・S・T・・・・・と命名されるようです.
・h3780:うさぎ座α星の東1.5度にある三ツ矢の形をしている奇麗な四重星.反転画像で◎
・β314:ウサギ座の北西部にある二重星.本来分離させないといけませんが、3rd stepです.
3750、3752もそうしないとですm(_)m
*再掲
「うさぎ座R Lep」という脈動変光星(ミラ型変光星).
この星は、エリダヌス座との境界にあります.英国の天文学者ハインドによって1845年に初めて観測され、「まるで暗黒の中に滴り落ちた一滴の血のようだ」と表現されました.1855年にシュミットによる観測で変光星であることが分かりました.周期は427日で、5.5~11.7等級の間で変光しているそうです.
未だ撮影していない二つ.撮ってから公開しますが、校正の都合もあり限定公開.
・ M79 :NGC1904.2/11にやっと撮影.冬の星座にあるメシエ天体の中で唯一の球状星団です.
西から雲が(^_^;)東から飛行機も(^_^;)x2.ピンと甘い(^_^;)x3

・ IC418 :惑星状星雲で、別名はスピログラフ星雲Spirograph Nebula.9.6等、距離1100光年.
胆石の断面模様のように見えるみたい.800mmの直焦点では、恒星と変わりません.
200倍くらいの拡大撮影でやっと見えるようですね.
2/11昨日、M79と同時に撮影しましたが、、、ダメ.撮り直しします.
*M の付く天体:メシエ天体.
*ICの付く天体:インデックスカタログ(Index Catalogue 、IC)天体.ジョン・ドレイヤーに
よって作られた星団や星雲、銀河を収載した2つの天体カタログのこと.ニュージェネラルカタログ(NGC)を補遺するために作られたもの.1895年にまず1529個(IC)、1908年に3857個(2IC)と標記.