あけましておめでとうございます。


2014年に突入してしまいましたが、このブログは備忘録の役割もあり、寝る前にこれを綴っておこうと思います。


昨年はリーダーの醸成、組織のパフォーマンス向上に集中して取り組みました。


結果はどうであったかといえば、50点というところかと思っています。


組織内にリーダーは少しづつ増えつつありますが、問題は私です。


昨年1年の予定を1月から12ヶ月見直してみましたが、偏りがあり、全体が見えていないと感じ取れます。


1年の予定を見返すというのは1年でこの日だけになっており、1ヶ月や週単位、あるいは日々単位で、行動や予定がどうであったかを見直すという機会は重要であると感じます。


私は後を振り返らず前だけを見ているということが重要ではありますが、チェックは非常に重要な作業であり、見落としがあると思われます。1日5分で完結するであろうこの時間をきちんと意識的に取れるか?ここができるか、できないか、これが重要と思われます。


私の個人プレーもこの日々のPDCAをまわすということだけでかなりの改善が見られると思われます。


よって、2014年の目標は、


「日々を一生懸命生き、PDCAを毎日まわす」


ということに設定したいと思います。


私の年齢、立場にして、「できてないの?そんなことも。」と言われてしまいそうな目標です。


原点はやはりこれではないかと最近感じていましたが、今日の1年の予定を振り返った際に「振り返り」が非常に重要であるということが浮き彫りになり確信にかわりました。


これが組織のアウトプットの最大化につながったと2015年初めにこのブログに書けるようにしたいと思います。


皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。


すでに2013年に突入してしまいました。


このブログに期待感はないと思いますが、やはり時折、「最近、更新ないね」とは言われることもあり、年の総括はやはり自分への戒めも含めやっておこうかと思います。



2012年は、先ほど数えたら9カ国くらいに海外出張に行っていました。


主に発展途上国と言われるところですが、発展途上国の都市はもはや発展途上ではなく、東京とほとんど変わらない、(といっても東京の方が細部に渡ってすごい)というのが私の感想。


とんでもない上昇志向のハングリー精神の集団が日本人と対局するということで、ある種の日本人としての危機感の醸成に関しては、今年得た収穫なのかもしれません。


それと今年ほど語学がどれほど大事かを意識した年はありません。


とにかく英語を勉強した年になりましたが、結果はそれなり、というところです。



先日出張で社員と話していて、「専務は2012年は何点でしたか?」と聞かれ、「70点」と応えました。


今、考えると50点、60点、というところではないかと思えます。


なぜかというと、期限どおりに仕事はやっているが、中長期タームでは、時間通りに物事を進められていないと感じることが大きいです。


目の前にある語学に関しても、結果はそれなり、という表現の通りで、もっとストイックにやれなかったのかなという思いがあります。


一生懸命やるのは当たり前で、2013年は一生懸命のやり方、をもっと考える必要があります。



具体的には、



個人プレーから組織的プレーへ、



組織的プレーとは、リーダーの醸成に他なりません。


私はとにかく個人プレーでここまでやりぬけてしまっています。


それはそれで良いのかもしれませんが、組織全体にはマイナスになっていないか?ということは長期的視野で見るべきであると感じます。


優秀なリーダーを育てることができるリーダーになる、


これが2013年の大きな個人としての達成目標になると思います。



今年のベストBookは、


「ビジョナリーカンパニー4」


です。今年は本を読むというインプットに欠けた年で母数が少ない中からですが、はやりデータはいろいろなことを物語り、そのデータから繰り出される事実やケーススタディは非常に役立ちます。


皆様、

2013年も今年同様よろしくお願い申し上げます。

今日はバレンタインデー。
今年から、私の家では男から女へ花を贈る日としました。
息子へも花を買っていきました。
お姉さんへ贈る文化を作り始めたいと思います。
フラワーバレンタイン。


日本だけが唯一、女性から男性へとなっています。
花業界から一石を投じたいです。


そういえば、かなり前ですが、卒業旅行でイタリアに行ったとき


2月14日、小さな男の子がおばあちゃんに、ミモザという黄色い花を贈っていた光景に出くわしたことがあります。イタリア人だということもあったかもしれませんが、「おしゃれだなあ」と。


日本でもそんな光景が当たり前になることを祈っています。


六本木で土を売る専務のブログ

超がつく久々のエントリーです。


はじめに申し上げますが、不評の長い文章です。


2011年は日本にとって試練でもあり、プロトリーフが属する園芸業界でも、かつてこれほどまでに「土」が良い意味でも悪い意味でも注目されたことはなかった年です。


3月11日というとてつもない試練は、東京にいる私にとって、東北各地の皆様とは比べものになりませんが、とても大きなものでした。


そして予想しなかった7月25日のNHKの報道「腐葉土から高濃度のセシウムが検出」というニュース。


これほど当社の属する業界を揺るがした経験は、業界の先輩に伺っても当たり前ながら例がないと口々にいわれておりました。


7月から当社の第12期の開始ということで、ブログというメディアの力を借りて、「土ブログhttp://tsuchi.blog.protoleaf.com/ 」を私が担当しました。


このアクセス数たるやとてつもないもので、業界のみならず、一般の方々の関心も非常に高いことを肌で感じ取りました。


経営的には危機を当然ながら感じ、神経が常に過敏な状態であることが続きました。


ただ創業期に経験をしたずっとエンジンがかかっている状態というのでしょうか、体調を崩したり、胃腸を壊したりということはなかったので、丈夫に生まれてきた自分に感謝です。


2ヶ月を経過しても事態が完全に収束したという状況にもならず、今でも来年の春にどのような状況になるのか予想もつきません。


毎年、今年のBestBookを選んでいるのですが、今年はこれに関連して非常に役立った本を1冊あげたいと思います。


「インテル戦略転換」 アンドリューグローブ著

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AB%E6%88%A6%E7%95%A5%E8%BB%A2%E6%8F%9B-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BBS-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96/dp/4883043339 #_


この本に「10Xの力」ということが出てくるのですが、この本を7月25日の直前に読み終わっていたので、非常に役立ちました。


インテルのような優良企業でもかつてない経験をしていて、そのときに起こる、とてつもなく大きく、自らではコントロールできない力のことを「10Xの力」と呼んでいます。


当社にとっては、腐葉土からの高濃度セシウム検出というニュースはまさに「10Xの力」が働いたときでした。


ただ、アンドリューグローブがメディアから批判をうけたときに対応したように、当社もそれに見習い、「事実を土ブログにおいて伝える」ことを鉄則として対応していきました。


ここ数ヶ月こちらも更新が滞り、多方面から「やる気はあるのか?」などといただいており、反省をする毎日ですが、このメディアの伝えるスピードと言葉を間違わなければ、この正確性というのは非常に貴重なものであると感じました。


腐葉土、赤玉土、鹿沼土など、北関東の土に私を含めて園芸愛好家はお世話になってきたわけですが、これに頼らない栽培方法や素材はないのか?と来年の春に向けての準備を進めております。


私の土ブログなどの更新頻度の低さなどはありますが、優秀なスタッフやサプライヤーの皆様に支えられ、日々進化を続けておりますので、是非今後もプロトリーフ製品、サービスにご注目ください。



それと11月から12月にかけての半月程度、海外出張に行ってまいりました。


バングラデシュやスリランカに訪問し、これほど日本というナショナリティーを感じたことはない出張となりました。


日本人というだけで、「お金を持っている」「ハイクウォリティーである」という印象を現地の方々は持っているようで、バングラなども日本のODAが1位ということで、日本にはある種の尊敬をしている、ということを現地の方々は言っておりました。


日本人である私にむかって、尊敬していない、とはいえないからであると思いますが、周囲の目や空気を感じることができたのは、本当に感謝するべきことで、日本人に生まれた、というだけでどれほど幸せなのかを感じる出張となりました。


日本人の収入の格差、住宅の狭さ、政治への関心のなさ、などがメディアなどで盛んに報道されていますが、バングラディシュは北海道の1.7倍程度の面積に1億7千万人が住んでいるという人口密度で首都のダッカの人の多さたるやとてつもないものです。


明らかに、どう見ても日本人の方が物質的には豊かであると私は客観的に思いました。


そしてやろうと思えば、日本にいる日本人の方がバングラデシュの村人よりも明らからに経済的にも成功する確率が高いと思います。


社員総会ではこの話をしたときに「できない理由をあげて結果に言い訳をせず、できる理由をあげて運命を変えよう」と添えました。




そのバングラデシュでの滞在中のニュースでうれしかったのは、大学のサッカー部同期である森下仁志がジュビロ磐田の監督就任というニュースでした。


大学時代は同じグランドでプレー(といっても私は2軍でした)していて、この結果を見るとよくわかるのが、


何かを信じて努力することが大事である、


ということです。


森下は天才肌ではなく(私に言われたくないと思いますが)、人の倍以上の練習量や努力でJリーガーとなり、10年以上現役でプレーをし、38歳という若さで監督になるという偉業を成し遂げました。


帰国後電話で話す機会があり、


「おめでとう」といったところ、


「ありがとう、でもまだ成功したわけではない」


と森下らしいコメントが返ってきました。


「でもここまでたどり着いたコツはあるでしょう?」


と聞くと


「周囲に生かされてきた。まじめに努力をしていると自然に良い環境ができあがっていき、周囲に情熱のある優秀な人が集まる」


というような内容を話していました。


常に油断をせず、自ら努力をし、結果をだしても、周囲に生かされてきたという謙虚さを持っている。


そして会話の合間合間に


「加能の方がすごいよ」


などと褒めてくれる。


ビジネスマンにも非常に重要な要素が多数あり、私も見習い、お互いに結果を出すことができればと思います。



大変長い文章になってしまいました。


ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。


2012年は幸ある年となるよう祈念し、2011年を終えたいと思います。

今年もイングリッシュローズで一番好きな品種パットオースチンが本日の朝、咲きました。


去年のブログを見るとほぼ開花時期は変わりません。


2年前は4月29日開花なので、はやり今年も積算温度では、トータルで寒いということなのでしょう。


1年にこの日が来ると、日本で桜が咲く日のように、晴れやかな気分になります。


天気はあいにくですが、雨にぬれた表情、豪華さ、色ともにはやり好きですね。



六本木で土を売る専務のブログ



六本木で土を売る専務のブログ


何度もごめんなさい。


植え付け動画が、トマトバージョンもあります。


http://www.youtube.com/watch?v=UimQevvCmPY&NR=1



トマトキッズを撮ろう、キャンペーンもやっています。


今植えつけすると丁度夏休みには相当な量が採れるようになりますので、是非挑戦してみてください。


http://www.tomatonitomato.protoleaf.jp/


榊ゆりこさんhttp://ameblo.jp/s-y-hirameki/archive2-201105.html#main も参戦されます。



プロトリーフ社内では、かなり遅い情報ですが、トマトにとまとhttp://www.protoleaf.co.jp/c/files/public/tomatonitomato_report.pdf


がテレビに登場。


大変不謹慎な発言ですが、好調に売れております。


最近では夏の節電に向けたグリーンカーテンが流行りつつあります。(苗は店に入荷されると即売り切れます)


グリーンカーテンは内と外で約9度の差がでると言われ、葉の蒸散効果で、よしずなどの日よけは、熱をさえぎるのみとなってしまいますが、持続的効果を発揮します。


もちろん私の自宅テラスもゴーヤDEゴーヤ http://www.protoleaf.co.jp/products/products_b/goya-goya/  で、ゴーヤを仕込みました。



六本木で土を売る専務のブログ

苗を植えつけるだけのバックカルチャーで鉢が要らないというのが簡単なので、売れている理由だと思います。


今回は苗は購入しましたが、種からも挑戦しています。


夏はどんなことになるのか分からないので、今から準備を。


私が書くと非常に不謹慎ですが、グリーンカーテンの効果は絶大です。


そして収穫もあるので、やっていただくとわかるのですが、楽しいです。

4月15日、16日と仙台と名取市に行きました。

前日に飛行機か、車か、電車か、非常に迷いましたが、状況を肌で感じることも重要と思い、1人で車で行くことにしました。


途中、高速道路は凸凹な状態で、時速80kmがやっとのところもありました。


名取市の有料道路に入り、その道路の右と左で景色が全く変わっているところがあります。


左側は戦争の後といっても良いくらいショッキングな状態。


報道そのままです。


右側は通常通りとはいえませんが、津波の被害はないと思われます。


訪問後に聞くと、この道路まであがったか、あがらないかで生死を分けた人も多数いた、とのこです。


当社が物流委託をしているところの在庫確認のために訪問をしたのですが、従業員の皆様には何とお声がけすれば良いのか言葉が見つかりませんでした。


私が取った行動は、ただ目の前にあることを実行するしかないと、非常にビジネスライクに事を運びました。


当社の在庫がどうのこうのというよりも、ビジネスは命があってのことあり、自然の凄まじさを目の当たりにし、心からご冥福をお祈りするとともに、授かった命を大切にしなくてはならないと思いを新たにしました。


思いを新たにすることは大切なのですが、この思いを継続できることの方がもっと重要です。


日本は阪神大震災、中越沖地震を経験しているわけですが、関東で生活をしていた私にとっては、対岸の火事の状態であり、この経験は後世に伝えていく必要があると感じます。


日本は数世紀にわたって、この地震、津波などとの共存をしながら、発展をしており、色々なものが失われた日本で、これから何を発信していくか?は非常に重要なことであると感じます。


私は東京に生まれ、東京に育ったわけで、やはり東京を愛していると言えます。


なぜ?と聞かれると答えるのが、非常に難しいです。


これは、親戚や友人が東京に多いからということもあるのだと思いますが、物質的、精神的な結びつきからなんとなくそう思わせているのだと思います。


宮城県でお会いした皆様は非常に強く生きていらっしゃり、復興も思った以上に早いのだと思います。


これが日本人の力であり、打ちひしがれているのではなく、目の前のことを着実に改善していく力を国民性として持っています。


物質的ところでは失ったものは非常に大きいのですが、精神的なところで日本人としての強い結びつきを得られたと思います。


軽はずみなことはいえませんが、これは先週の訪問を経験して、今の感覚を書き残しておくべきと思い、ブログに綴りました。


被災地の方々には大変失礼な記述があることをお詫び申し上げます。

東北地方太平洋沖地震の発生での皆様の多大な被害については心よりお見舞い申し上げます。



今日は東京本社へいつもより早めの出社。


社員は停電の影響もあり、全員が開業時間には当然揃わない状況。


よく富士山に登ると人格がわかるよ、と人に言われたことがあり、


これは、極限状態に置かれたときに人がどのような行動を取るか?


ということに置き換えられると思います。


現在の関東より以北ではまさにこの状況なのではないかと思います。


何らかの不安を抱きながら、毎日を生きている。


東京の被害は東北に比べればそれほど大きくないが、精神的なダメージはそれなりに大きい。


こういったときに、開業時間に遠いのに間に合う方と、近いのに間に会わない方が出てくる。


責任感の差なのか?意識の差なのか?性別の差なのか?


特に強いなと思うのが女性陣の力。


社会というのは男性的な社会と見られがちであるが、当社においては、この力が甚大であり、パートタイマーの方々の力というのは、特に大きく感じられる。


花やガーデニングというのは、私は癒し産業であると認識しています。


いわば趣味であり、レジャーの中に属するものです。


こういった災害時にはライフライン優先で、必要のないものであるかもしれません。



今日、家に帰って、2週間前に植えた苗に花が咲いていて思ったのは、何か分からないが、


「一生懸命咲いている」


と感じてしまいます。


植物の生理というのは数億年変わらずその強さを持ち続け、今に至り、大地震がこようが、氷河期が来ようが、いき続けているという事実があります。


そういった強さと可憐さが一生懸命咲いていると私に感じさせたのかもしれません。


昨日もガランとしたスーパーマーケットに、花束を取る女性がいました。


花を飾り、癒しを求めているのか、習慣なのかはわからないが、私も頑張ろう、という気にさせてくれる出来事でした。


こういったときに私たちができることは、少しでも癒しを提供することなんだなと。


「今は、花や植物どころではない」


というご批判が大多数かと思いますが、花で癒される、という人は存在しているはずです。


精神的ダメージが大部分を占めている今こそ、身近な花を少し眺めていると気が落ち着きます。


私が言うとビジネスライクに聞こえてしまいますが、試してみてください。