プロトコールマナー講師の嵯峨裕美子です。
休日は自宅で読書をすることが多くなりました。
自宅の本棚にある本を読み直していますが「ハプスブルク家のお菓子〜プリンセスたちが愛した極上のレシピ」を愛読中です。
ハプスブルク家のお菓子 〜プリンセスたちが愛した極上のレシピ〜
11世紀のはじめに誕生し、20世紀まで世界史に登場したハプスブルグ一族が最も愛した「スィーツ」を通して、人間像や歴史、時代の変遷と共にヨーロッパ食文化の流れが反映されています。
世界史上で645年間も続くという、唯一無二の王朝ハプスブルクのお菓子は、さまざまな異文化の食文化が互いに融合されて、独自のスタルになっています。
書籍では第一章、第二章、第三章に構成されており、第一章ではオーストリアの女帝マリア・テレジアスィーツや紹介されています。
また、女帝マリア・テレジアに関わる人物のスィーツのエピソードも面白く、私達がよくいただくクロワッサンについてもご紹介されていました。
女帝マリア・テレジアの末娘マリーアントワネットが嫁いだのがフランス。
フランス王室に持ち込んだのが「キプフェルン」のレシピです。
「キプフェルン」とは、フランス語で「クロワッサン(三日月)」のことで、クロワッサンはオーストリア生まれのパンです。
パンのクロワッサンがパリに登場したのは1906年になってからそうです
クロワッサンをいただきながら、王妃マリー・アントワネットやヴェルサイユ宮殿を訪れた事を思い出しています
ハプスブルク家のお菓子 〜プリンセスたちが愛した極上のレシピ〜