プロトコールマナー講師の嵯峨裕美子です。
自宅でよく飾るお花は百合ですが、春から初夏にかけては“芍薬”が多くなります。
日本に古くからあることわざで、“立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”。
美しい女性の立ち居振る舞いや話し方、女性の魅力が輝く所作において花にたとえて形容する言葉です。
由来は3つの花の魅力からきていると言われています。
芍薬:細くスラリと伸びる茎が特徴。
牡丹:枝分かれをした先に豪華な花をつける。
百合:そよ風に優雅に揺れる姿が美しいと言われる。
芍薬は立ち止まり、牡丹は座り、百合は歩きながら眺めることで、美しい花の姿を鑑賞できるといわれています。
百合や芍薬をお気に入りのフラワーベースに入れて、お花を見るたびに、立ち振舞を意識しています。
自宅に飾るお花は、My Teacherかもしれませんね