監督自身が、ジャーナリストとしてではなく、兵士たちと行動を共にしながら戦場へ身を置いた映像の多くは、ヘルメットカメラやドローンによって撮影。アンドリーウカまで続く2000メートルの道のりを、死と隣り合わせの極限状態で一歩ずつ進む兵士たちの姿を克明に映し出す。また、冗談を交わし、煙草を吸い、家族や未来について語る若い兵士たちが、銃を手にする以前はそれぞれの日常を生きていた、ひとりの人間であるという事実も浮き彫りにしている。

このほど解禁された予告映像では、残り2000メートルから目的地までの距離が縮まっていくにつれて戦闘が激化していく様が収められている。刻一刻と迫る死の恐怖と、目を背けたくなるほど衝撃的な戦場の現実が容赦なく突きつけられ、ニュース映像だけでは決して伝わらない真実が克明に描かれている。