のんびりした老後を夢見る59 歳の主婦・悦子。

ところが、定年間近の夫とのビミョーな関係、就職しない息子、

シングルマザーとして生きようとする娘、

さらに、80代の母は恋…!? と次々に想定外の出来事が。

平凡な家庭に巻き起こる波乱の日々は、深刻なのに、なぜか笑えて、心にしみる。

スッキリ痛快な家族小説!

 

「ニヤニヤ笑いがとまらない。まるでテレビのホームドラマを見ているような気分だ」

――解説は池上冬樹氏(文芸評論家)