0歳を過ぎたころから、がくんと筋力は衰えていきます。

そして、70歳をすぎると一気に下り坂。

筋力の材料はたんぱく質ですが、ただたんぱく食材を食べているだけでは、筋力アップにはなかなかつながらないことをご存じですか?

筋肉づくりのカギは、BCAA(ビーシーエーエー)と呼ばれるアミノ酸。

BCAAは、数あるアミノ酸の中でも、とりわけ筋肉づくりに大きく関わる栄養素です。

そんなBCAAを毎日簡単に、おいしく楽しくとることを考えて医師が考案したのが、この「筋トレスープ」なのです!

 

「1年前より筋肉が落ちた気がする」

「買い物に行くだけで、その日1日疲れている」

「階段の途中で一休みしてしまうようになった」

 

それ、筋肉が衰えているサインかもしれません。

 

ぜひ、筋トレスープを試してみてください。

階段の上り下りや掃除など日々の習慣も小さな筋トレですから、それによって生活の中で筋肉を維持できるようになります。

 

スープのメイン材料は、鶏むね肉、蒸し大豆、エリンギ、ニラの4品。

鶏むね肉と蒸し大豆は、たんぱく質はもちろん、BCAAもたっぷり入った、まさに「筋肉のもと」です。

この4つの食材を組み合わせることっで、筋肉の材料が効率的に体に蓄えらえ、筋肉がつきやすい体に変わっていきます。

 

さらに、エリンギやニラのビタミンB群が筋肉づくりをサポート。

他にも、ノリ、みそ、酢による疲労回復や自律神経の調整など、体にいいことづくし! なのです。

 

さらに、著者の土田医師が推奨する「ゆる筋トレ」もセットで実践すれば、自然と楽しく筋力がアップしていくことでしょう。

 

筋肉が衰えると、つまづきや転倒がきっかけで、そのまま要介護や寝たきりになることもあります。

また、慢性疲労、冷え・むくみ、腰痛など、さまざまな不調に筋肉が大きく関わています。

最近の研究では、筋肉と認知機能の関連まで報告されはじめているのです。

 

人生100年時代を自分らしく生きるために、筋肉の維持、アップは欠かせません。

もちろん、若い世代にとっても、筋肉は生活の質を大きく左右します。

 

今日から、医師が考えたこの筋トレスープをはじめましょう。

その1杯が、あなたの明るい未来を約束します!

 

—目次—

はじめに

50代、60代、70代 筋トレスープでこんなに体が変わりました!

第一章 強い筋肉をつくる「BCAA」

第二章 筋肉はシニアにこそ必要です!

第三章 医師が考案! 筋肉を効率的につくる「筋トレスープ」とは?

第四章 「筋トレスープ」の作り方を大公開!

第五章 一生歩ける筋肉を作る「ゆる筋トレ」と「生活習慣」