ニューヨーク。 ショーマンのヘクターは古びたペットショップで魅惑の歌声を耳にする。 歌っていたのはなんと、一匹のワニだった。ヘクターはそのワニのライルを相棒にしようするが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。 ヘクターは去り、ライルはたった一匹、アパートの屋根裏に隠れ住むのだった。 ヘクターが残していった音楽プレーヤーを握りしめて…。 長い月日が経ったある日、ひとりの少年と家族がライルの隠れ住む家に越してくる。 その少年ジョシュもまた、ライルと同じく心に深い孤独を抱えていた。 ジョシュを前に再びゆっくりと歌い始めるライル。 やがてふたりは、歌を通して心通じ合わせていく…。
「夢のはざまで」GOGOGO!