変幻自在のバッキングをこの一冊で習得!

 

 ジャズのアドリブといえばソロのイメージが強いかもしれません。しかし、バッキングもすべて即興。ソロ・プレイヤーに呼応するバッキングなくして名演は生まれません。

 『Jazz Guitar Magazine Vol.9』では、ジャズ・ギターの“バッキング”を特集。稀代のバッキング・マスターであるジム・ホールのプレイ分析や、井上銘がレクチャーする最新の方法論などにより、変幻自在のバッキングに迫ります。

 第二特集ではモード・ジャズをピックアップ。歴史、名盤、演奏法など、プレイヤーが知りたいモード・ジャズのすべてを凝縮しました。

 

 紙版には井上銘(g)と加納奈実(sax)によるデュオ・ライブCDが付属! 若手の実力派ふたりによる迫力のインタープレイを存分に味わうことができます。スタンダード中心の選曲でも、演奏が新しければ最先端のジャズになるという好例となっています。ぜひお聴き逃しなく!

※電子版にCDは付属しません。

 

 

【CONTENTS】

[特集1]ジャズ・ギターのバッキングを極める!~メロディを輝かせる芸術的センス~

◎ジム・ホールに学ぶ!① 名演「My Funny Valentine」のハーモナイズド・ベース・ライン

◎ジム・ホールに学ぶ!② まだある! 珠玉のバッキング・ワーク

◎バッキング基礎講座~基礎をマスターし、セッションで自信を持って弾こう~

◎バッキング名盤コレクション 22選~主役を輝かせた名伴奏に耳を傾けるべし!~

※「ジム・ホールに学ぶ!① 名演「My Funny Valentine」のハーモナイズド・ベース・ライン」は電子版には掲載されません。

 

[特集2]モード・ジャズ~バップの先に見えたクールな景色~

◎ギタリストのモード・ジャズ挑戦史

◎ギタリストのモード・ジャズを聴くならこれだ!

◎モード・ジャズ完全攻略!

 

[インタビュー]

◎井上銘

◎ジュリアン・ラージ

◎ロメイン・ピロン

◎SUGIZO

◎ジェネレーションズ・ギター・・トリオ

◎高内春彦

◎西藤ヒロノブ

 

[トピックス]

◎人気コンボ・アンプで楽しむジャズ・トーン

◎現在進行中! 井上智がホストを務める“スーパー・デュオ・ライヴ!”

◎昭和~平成~令和とジャズを録音し続けてきた伝説のエンジニア 佐藤弘

 

[連載]

◎小沼ようすけ「Billie's Bounce(動画連動)

◎宇田大志「アヴェイラブル・ノート・スケール(その他編)」

◎特別短期連載 ギタリストの“ノリ”を科学する

◎弾いてみたかった、あの往年の名フレーズ「Moonlight In Vermont」

◎名手の影に銘器あり「サドウスキー Jim Hall Model」

◎小川隆夫のギタリスト死亡診断書ファイル「ジョー・パス」

※「弾いてみたかった、あの往年の名フレーズ」は電子版には掲載されません。

 

[スコア]

◎「Cheryl」井上銘(g)&加納奈実(sax)

 

[付属CD]ジャズの即興性を体現した46分間![井上銘(g)&加納奈実(sax)]

01 All Of You(Cole Porter)

02 Cheryl(Charlie Parker)

03 All The Things You Are(Jerome Kern)

04 Lazy Bird(John Coltrane)

05 The Lost Queen(井上銘)

06 Stella By Starlight(Victor Young)

※CDの内容は電子版には付属しません。