古典から近現代まで、哲学の基礎を一冊に。

 

見開きでまとまった簡潔な構成と、適度にデフォルメされたイラストで、複雑なしくみやはたらきをわかりやすく学べる「イラスト授業シリーズ」第9弾。

 

あらゆる分野の学術研究の根幹ともいえる哲学は、長い歴史と広がりをもつがゆえに、その重要性にもかかわらず、容易に把握することが難しく思われがちです。本書は、自然科学と融合していた古代ギリシアを中心とする哲学の黎明期から、美学・認識論・倫理学・論理学などに体系化されていく近現代にいたるまでのおもな理論・思想を、簡潔な解説と豊富なイラストで示した、これまでにないビジュアル図鑑です。

 

 

〈本書の特長〉

(1)古代から近現代にいたるまでの哲学史を概観できる

自然科学と哲学が結びついていた古代ギリシアから、おもに美学、倫理学、認識論で校正される近現代の哲学理論まで、哲学史上の主な理論とその流れを知ることができます。

 

(2)イラスト図解で直観的にわかる

言葉による説明では難解になりがちな哲学理論をイラストや図で視覚的に表すことによって、読者の理解を助けます。

 

(3)情報がコンパクトで読みやすい

それぞれのテーマは見開き(2ページ)単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。

 

(4)コラム形式でさらに気軽に

各テーマは、導入と概要図解のほか、応用理論や関連情報などの多彩なコラムを組み合わせた形で構成されているので、長々とした文章を読む必要がありません。

 

(5)あらゆる分野に活きる哲学の基礎を押さえられる

「知を愛する学問」である哲学は、あらゆる分野の研究の根底にあるものといっても過言ではありません。哲学を専門として学ぶ人だけでなく、他の領域で活動する人にとっても活用していただける一冊です。

 

 

〈各章の主な内容〉

第1章 哲学の創設

 

第2章 分析哲学

 

第3章 大陸哲学

 

第4章 心の哲学

 

第5章 倫理学

 

第6章 政治哲学

 

第7章 論理学