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誰よりも、開戦に反対した男がいた。日米開戦70年、魂を揺さぶる衝撃の歴史超大作!1939年(昭和14年)夏。「日独伊三国同盟」締結の声に日本は大きく揺れていた。それを強硬に主張する陸軍、マスコミ、国民に対し、海軍大臣・米内光政、次官・山本五十六、軍務局長・井上成美は敢然と異を唱えた。日本がドイツと手を組めば、十倍の国力を持つアメリカとの戦争は避けられず、この国は滅びる……。三国同盟締結の一年後、一刻も早く戦争を終わらせるために山本五十六が生み出した、苦渋に満ちた作戦が決行された……。