樹木希林、内田裕也というハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘との出会い。

人を愛するってどんなこと? くもりない瞳でつづられた傑作エッセイ、待望の復刊!

 

満島ひかりさん推薦!

 

希林さんが亡くなったと聞いた日から数日、雨が止まなかった。厳しく温かい音のする浄化の雨は、彼女が世に映してくれた愛の現象のようで涙が止まらなかった。

内田也哉子さんの映した10代から今に、これまた涙が止まりません。ビッグスクリーンの愛の映画みたいです。カタチにならない感情や人物たちの勝手さ聡明さが、透明で虹色に生きていて――

私にはほーんっとにキマシタ。

 

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高橋源一郎さん推薦!

 

ここには「ピュア」なものがある。

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「この人の言葉をもっと読みたい」「手元に置いておきたい」という声にこたえ、新しいあとがきを加えて新装復刊!

19歳の内田也哉子が描く、友愛、恋愛、家族愛。

人生は、たいせつなシーンがつながりふくらむペーパームービー。

 

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親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。

(「三度目のあとがき」より)