生誕95周年記念上映。 ジャズ史上最大のカリスマ、その短くも求道的な人生を描いた傑作ドキュメンタリー。

 

 40年の短い生涯で『ジャイアント・ステップス』、『バラード』、『至上の愛』など、ジャズ史を更新する名盤を数多く発表し、アメリカ・ポピュラー音楽の歴史にも多大な影響を与えたサックス奏者、ジョン・コルトレーン。

 不遇なキャリア初期、薬とアルコール依存症から脱却し才能を開花させた1957年、そして数々の名盤を作り出していく様子を、その作品に影響をうけたアーティスト等の証言をもとに紹介するとともに、これまであまり知られることのなかった彼の家族やプライベートについても描く。

 “ジャズって言葉は分からないな。私のジャンルは“ジョン・コルトレーンだからね” ― ジョン・コルトレーン