スタートアップのベンチャー VS 伝統ある老舗メーカー

レオ・フェンダー(機械オタクの技術屋) VS レス・ポール(目立ちたがり屋のギタリスト)

ライバル企業の闘いが、音楽史を変えた。

ロック産業と文化を創造した2大企業の歩みを知る!!

 

人間ドラマ、企業の覇権戦争を描いた傑作ノンフィクション。

 

※本書は、DU BOOKSより本体2,500円+税にて2021年8月に刊行されました。

 

手に汗握るエレクトリック・ギターの歴史を生き生きと綴った著者は、過去20年間で最も優れた新人ノンフィクションライターである。――ダニエル・J・レヴィティン(『音楽好きな脳』著者)

 

楽器の物語であると同時に戦後アメリカの物語でもある。派手で、ふてぶてしく、威勢よく、アグレッシブ! ――ワシントン・ポスト

 

著者は神話化されてきたエレキ・ギターの誕生と、文化的な影響の事実をまとめ上げ、20世紀半ばのアメリカ史をホットロッドで駆け抜けるような楽しさで描き出した。――ジョン・ペアレス(ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー)

 

歴史読み物、社会的解説、そして熱狂的なギターファンを満足させるディテールの書き込みを完璧にミックスさせている。魅力的な一冊だ。――ジョナサン・ケラーマン(アメリカの臨床心理学者、小説家)

 

社名や製品名になる前に、ふたりの人物がいた――それぞれの頭の中にあるサウンドを作り出そうとした男たちが。彼らの衝動と競争を、著者は見事に捉えている。――アラン・ライト(vibe誌、Spin誌、ローリングストーン誌の元編集長)

 

ほとばしる個性と技術、そしてもちろんエレキが登場する、歴史もジャーナリズムも批評も飛び越えた、魅力的なロックン・ロール・ストーリー! ――スティーブ・ノッパー(作家)

 

壮大な物語の岐路に、興味深い新情報を次々と加えていく。この本は、ギター史ファンにとって必須の読み物だ。――ディーク・ディッカーソン(ギター史研究家)

 

エレキ・ギターの開発と普及について、感動的かつ熱烈に綴った本書は、まるで聖典のようだ……それは同時に熱意、創意工夫、そしてアメリカの自由奔放さの濃厚かつ魅力的な物語でもある。 ――アマンダ・ペトルシッチ(作家)

 

GibsonやFenderは今や王道だけど、ソリッドモデルを作った当初はかなり邪道だったと思う。まだR&R前夜の頃、それらがどう繋がっていったのか? これは面白い切り口の本。一番好きなBob Willsのギタリストたちのことが書いてあるのがうれしいし、エレキ作りの先駆者Paul Bigsbyの珍しい話もあって、楽しめます。――Rockin' Enocky(ロッキン・エノッキー)

 

手にしたのが、チャック・ベリーでもバディ・ホリーでも、ジミ・ヘンドリックスでも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでも、スライ&ザ・ファミリー・ストーンでも、レッド・ツェッペリンでも、プリンスでも、ランナウェイズでも、バッド・ブレインズでも、スリーター・キニーでも。エレキ・ギターは、新しい寛容な音楽を生み、さまざまな人種的、民族的アイデンティティの共通言語になった。

 

ロックの歴史はギターでできている!

エレキ・ギター開発史とミュージシャンたちの代理戦争を、

ロック黎明期から黄金期の20年間とともに詳述。

 

「ふむふむ」