12月19日、なかのZERO大ホールで行われた「鷲崎健 ワンマンライブ」に参加してきました。

アニメ、声優好きならお馴染みの鷲崎さんはシンガーソングライターとしての一面もお持ちですが、今までアコギ1本弾き語りというスタイル以外では人前で歌うことがほとんどなく、自身の、それこそバンドを従えての「ワンマンライブ」というのは今回が初めて。そんなライブに参加してきたのですが、普段のイベントの司会では百戦錬磨の鷲崎さんも今日ばかりは勝手が違うのか随所に“初々しさ”を見せたりとかわいらしさも振りまいておりました(42歳)。


さて、これより先はセットリスト等ネタバレを含みます。今回のライブは年明けに大阪公演も控えていますので、内容について知りたくない方はお引き取りを。


さて、鷲崎さんは今回が初のワンマンライブと書いたが、普段のスタイルは自身のアコギと、時折パーカッションの内田稔さん(今回のドラム担当)の2人で歌詞カードを持ち込みステージに立っている。鷲崎さん曰く「歌詞を覚えられない」そうなのである。よって今回のライブにあたって事前にご本人から「プロンプターを持ち込みます」と宣言されていた。

当代きってのラジオ屋でありイベント司会者である鷲崎健のライブであるから今回も沢山の笑いに包まれたステージだったが、緞帳が上がって最初に笑いをもっていったのは後方のスクリーンに表示された歌詞ではなかろうか。

「確かにプロンプター使うとは言ってたけど客席側にも歌詞表示させんでもw」と思ったものだが、ちょいちょい目線が下にいく表情もしっかり映っていたりして「ああ、鷲崎さんだなぁ」とニヤリとしたりして。


そんな人生初のワンマンライブ1曲目はまさかの“「I Love You」のある世界”で幕開け。
いや本当にまさかこの曲がくるとは思わなかった。絶対ラストとかその付近に配置されると思ってた3rdアルバムのタイトルチューン。
続いて披露されたのは1stアルバムのタイトルチューンである“Silly Walker”。いやぁ懐かしいなぁなんて聴いてたら、プロンプターあるのに関わらずサビで歌詞がわからなくなる鷲崎さん。この後もちょいちょい間違えてましたけど、スクリーンにも表示されちゃってるから客席側にも歌詞間違いが逐一伝わってしまうのですよねw

そして陽気なラテン風なリズムが聴こえてきたら”奥様、お手をどうぞ”が始まるのだが、ステージの下手を見ると今まで誰もいなかった位置になんとホーン隊が3名スタンバイしている!
ちょっとここでバンド編成に触れますと、一部しかプレイヤーの方のお名前を覚えてないのだけど、ドラム(内田稔)、エレキギター(玉川雄一)、アコースティックギター、ベース、キーボード&マニピュレート(杉浦”ラフィン”誠一郎)、女性コーラス2名、トランペット、サックス、トロンボーン(すいません、違うかも…)という、総勢10名にも及ぶ大編成。スフィアより全然多いよ!

それにしても、ああ、私が願ってやまなかったホーン隊がいる!超嬉しい!なんかもうこれだけでスタッフの本気度を感じてしまう。ぶっちゃけ、2回だけのライブのためにちゃんとここまでのメンバーを揃えてくれると思ってなかった。申し訳ない。ついでに言うとこの日は音響のセッティングもバッチリだったような気がする。全部のバランスが良かった。音響スタッフさんグッジョブ。


3曲続けて歌いMCパートへ。

鷲「よーし、まずは着席だ!」

会場が着席する様子を見ながら一言。

鷲「さあ、イベント感がでてきましたね~」

やっと本来の鷲崎さんペースになり口も滑らか。水を一口飲み、会場の空気を察する。

鷲「お水はおいしいです!」


会場を見渡しながら喋っていた鷲崎さん。

鷲「誰にも見せたくなかったから関係者は呼んでません!」

鷲「君たちはお金を払ってるから仕方なくです」

なお、遠藤会の遠藤正明さんとやまけんさんは居た模様。


会場のロビーにはたくさんのフラワースタンドが飾ってあったのだが(井上喜久子さんや浅野真澄さんと沢城みゆきさんの連名など)、こういうこと喋っていいのかわからないけど、と前置きした上で楽屋にも宮野真守さん、水樹奈々さん、坂本真綾さんから花が届いていたとのこと。

鷲「これ、(花たちで)Zeppツアーできるんじゃねーの?」

という豪華さ。

鷲「さあ、これからは1曲歌ったらMC入れますからね」

と、長いMCが終わり4曲目は”BLUES”を歌い上げる。

鷲「鷲崎さん本当に喋るんだって思ったでしょ?」

と言いながらまたしてもMCへ。以降、ほぼ歌とMCが交互に続く。

今回は4thアルバム発売を記念してのライブという側面もあるが、過去の作品からの曲も含めてみんなに楽しんでもらえるセットリストを作ってきたつもり、と話す鷲崎さん。

鷲「4th以外の曲も歌いますけど、”知らない曲ばっかりだよ!”ってなったら”ウルトラソウル~!”とか”部屋とYシャツと私~!”とかね、言ってくださいね」

と両耳に手をあてて客席の反応を待つ。

客「TOKIO!」

これを聞いて笑いながらエレキギターの玉川さんにアイコンタクトを送る鷲崎さん。これを受けるとさすがベテラン、難なくイントロを弾き始めると周りのミュージシャンもそれに合わせる。

鷲「そ~らを飛ぶ!ま~ちが飛ぶ!」

観客の「TO~KI~O!」のコールと共にしっかりサビまで歌い切りました。



ここからちょっとメモがおっつかないMCが度々繰り返される。聞いてて思ったけど、私が普段行く声優さんのライブMCと比べて鷲崎さんはの場合は内容、構成がライブMCにしてはちょっと複雑で長いです。普段ラジオで聴くフリートークを思い浮かべればわかりやすいか。

あと、MCが面白くて若干メモをとるのが煩わしくなったのも、正直ありますね…


~セットリスト~

01.「I Love You」のある世界
02.Silly Walker
03.奥様、お手をどうぞ
04.BLUES
(TOKIO)
05.What a Pastaful World ~なんてスパゲティ世界~
06.バラバラ ~Balance 2 Variance~
07.FAITH
08.kiss × kiss
09.Da Da Da Da Da
10.Sweet Soul Music
11.うたにする
12.女の子の髪の匂いを一日中かいでたい
13.Love & Blues
14.Baby Baby
15.ワルツ

~アンコール~
16.Baby! 人生はあっちゅー間!!
17.Dear Birthday
18.二アリー

~Wアンコール~
19.日々WALK


後はなんだろう、覚えているところでは本編ラストの”ワルツ”を歌い終わり、充実した表情で会場に手を振る鷲崎さん。緞帳が降りてきて「ああ、楽しかったなぁ」と思っていたら立ち位置が前に来すぎていたらしく危うく緞帳に挟まれそうになり袖から慌ててスタッフさんと共に避けてました。

アンコールの”Dear Birthday”が終わった後のMCにて。
会場に今日たまたま誕生日の人いますか?と問いかけ4名の方が手を挙げる。

鷲「あなたと、あなたと、あなたとあなたと上坂すみれと小杉十郎太さんに捧げます」


Wアンコールのために1人で再登場。軽く挨拶した後、スタッフに「ギターちょうだい」と声をかける。アコギ、イス、譜面台が持ち込まれいつもの鷲崎スタイルに。

そして「おれがアコギ持ってるってことは、これやります」と言いながら弾き始めたのは”スクランブル(堀江由衣)”会場中で「くーるくるまわーる!」の大合唱。爆笑する鷲崎さん。次に歌い始めたのは「Happy! fancy baby doll ♪ Love me! fancy baby doll ♪」”fancy baby doll(田村ゆかり)”すかさず耳に手をあてる鷲崎さん。

客「せかい~いち!かわい~いよ!」

満足そうである。

更に続けて歌い始めたのは「CHU-LU CHU-LU CHU-LU PA-YA-PA♪」”DISCOTIQUE(水樹奈々)”

もうやりたい放題。

それまでWアンコールの拍手からずっと立ちっぱなしだったお客さんに「座ってもいいよ」と声かけ、みんなが座り始めたタイミングで”スクランブル”のサビを弾きだして、また客を回らせるお遊び。

それにしても良いライブだった。皆さんおっしゃってることだけど、本当に多幸感に溢れたライブだった。元々のスタートからして「鷲崎健のアルバムが欲しい!ライブが見たい!」という趣旨に賛同した人達がクラウドファウンディングに出資し、そしてこの日ここに集まった訳で、そういう意味ではたくさんの愛が溢れたライブだったと言ってもいい。
「I Love You のある世界」から始まって、セットリスト内に”愛”について歌った曲が多かったところも、もしかしたら、鷲崎さんがファンの愛に応えた結果なのかもしれない。


あ、そういえば最後の”日々WALK”も歌い終えて帰る際に、小倉唯ちゃん直伝の「がんばり豆大福♡」をやってらしたこともここに記しておきます。