11月14日、入間市市民会館で行われた花澤香菜さんの「かなめぐり ~歌って、読んで、旅をして~」に参加してきました。

これはボーカル、ギター、キーボードという3人編成でのアコギ弾き語りライブとその土地にゆかりのある物語、花澤さんお勧めの物語を朗読し、今までのツアーでは行けなかった地方を回ろうというサーキットツアー。メンバーはギターが北川勝利さん、キーボードは末永華子さんというディスティネーションズのお2人。

まずは先週行われたツアー初日のセットリストがこちら。
※当日参加された方々のレポートを参照させていただいてますので、実際のセットリストと違う可能性もありますのでご容赦を。

11月7日 なら100年会館中ホール(奈良県)

01.ダエンケイ
02.Eeny,meeny,miny,moe
03.花びら

朗読「恋都の狐さん」北 夏輝 著

04.ブルーベリーナイト
05.マジカル・ファンタジー・ツアー
06.Just The Way You Are
07.flattery?
08.曖昧な世界
09.Trace
10.真夜中の秘密会議
11.Night And Day
12.Merry Go Round
13.恋する惑星

~アンコール~
14.星空☆ディスティネーション
15.Eeny,meeny,miny,moe
16.あるいていこう


お次はツアー2日目のセトリ。

11月14日 入間市市民会館(埼玉県)

01.ダエンケイ
02.Eeny,meeny,miny,moe
03.花びら

朗読「日本の昔話」柳田邦男 著 より
「団栗を噛んだ音」、「鬼と神力坊」、「俄か入道」の3編

04.ブルーベリーナイト
05.マジカル・ファンタジー・ツアー
06.Blessing Bell

MC

07.flattery?
08.曖昧な世界
09.Trace
10.Nobody Knows

MC

11.マラソン
12.Merry Go Round
13.恋する惑星

~アンコール~
14.星空☆ディスティネーション
15.We Are So in Love
16.Eeny,meeny,miny,moe
17.あるいていこう


ざっと見比べてみて気になる相違点として、まずは朗読パート。
奈良で朗読した「恋都の狐さん」は2012年に刊行されたメフィスト賞受賞作。ってことはミステリー物かと思いきや、ちょっと調べてみたところ、どうやら恋愛小説みたいですね。
事前に情報を仕入れずに入間公演に参加した身としてはこのチョイスに思わず「えっ?」と思ってしまうのだが(理由は後述)、“その土地にゆかりのある物語”という点で非常に正しい。

翻って入間公演で披露された朗読は埼玉県にゆかりのある昔話を3編(てっきり奈良も昔話とか民話的なものだと思ってた)。しかし悲しいかな、朗読を終えた後に花澤さんが会場に「このお話、知ってるよって方います?」という質問にだれも手を挙げなかったんですよね…
こうなってくると今後、どういう朗読が飛び出してくるかまったく読めません。

もう1つ気になるのはセットリスト。ツアーでは1、2曲くらい会場ごとに違う曲を歌うことがありますけど、今回は3曲も入れ替えてきました。しかもどういう風の吹き回しか奈良公演より1曲増えてますし。ここら辺は少人数編成でのライブだし、その場の雰囲気でゆるっとやっちゃうんでしょうか?

あと、両日ともに「Eeny,meeny,miny,moe」が2回ずつ歌われてます。奈良の時のことはわかりませんが、今回は「(花)次の曲でラストです」→「(客)え~~!」→「(花)もう1曲くらいやっても気付かれないかな?何がいい!?」→「(客)マラソン!」→「(北)じゃあEeny,meeny,で」→「(花)ズコー」という流れ。
これは元々こういう(「Eeny,meeny,miny,moe」を2回歌うという)セトリだからなのか、それとも北川さんの気紛れなのか、次回以降が気になりますね。


さて、今回の公演を一言で表すなら「やらかし回」とでも言いますか。この日の花澤さん、ホントに色々とやらかしてくれました。

・朗読の冒頭で文章を飛ばしてしまい、ちょっと拗ねるような口調で「間違えた…」と最初から読み直し。

・「flattery?」を歌い出してすぐに「もう1回いい…?整わなかった…」と最初から歌い直し。

・呼吸を整えるためにステージ後方へ行き深呼吸をし、おもむろにシャドーボクシングを始める花澤さん。北川さんに「それやると(息が上がって)整わないでしょ!」

・祖父母が埼玉在住だという花澤さん、埼玉好きをアピール。
花「私、埼玉好きなんですからね!知ってた?ららぽーとに買い物行ったし、レイクタウンも行ったし」

しかし次の一言でその本性を露呈してしまうのだった。

花「松戸で福袋買ったし!」

それまで「フー!」と歓声を送っていた会場が一瞬ざわつく。しばらくそれに気づかず話を進める花澤さんに、北川さんが小声で「千葉!千葉!」と声をかける。
きょとんとした表情の花澤さんは事情が飲み込めていないようだが、改めて北川さんが「松戸って千葉だよ」と指摘すると「ええっ!松戸って千葉なの!?」とマジびっくり。その場に崩れ落ち、そのまま「申し訳ございませんでした!」とステージ上で土下座。

花「すべてに自信をなくした…」

うなだれる花澤さんへ、会場から花澤さんと埼玉を結びつけるヒントが。

客「川口!川口!」

花「川口でライブやった!(1stツアー)あと俺妹のイベントもやったし!」

客「スーパーアリーナ!スーパーアリーナ!」

花「アニサマ!そうです、私がロウきゅーぶ!の4番です(ドヤッ)」

・本編ラストの「恋する惑星」を歌い終えて引き上げる際、ステージの下手へ行かなければいけないのに悠然と上手へ向かって歩いて行く花澤さん。ステージ端で間違いに気づきUターン。最後は両手で顔を覆って消えて行くのでした…


これ以外にも歌い出すタイミングを間違えたり細かいミスがちょいちょいありましたけど、まあ、これもライブの醍醐味ということでご愛嬌。

ほぼ着席のままで行われたライブなので、花澤さんの歌声に聴き入る機会としては実に良いものでした。幾度となくライブに参加してる花澤マニアも、これまで何となくしか彼女の歌を聴いたことがない花澤ビギナーも、どちらも満足できる非常に間口の広いイベントだと思うのでこれはおススメです。お近くで開催される時に当日券が出るようであれば、是非。