5月17日、サイエンスホールで行われた「キミのベストを尽くせ!情熱握手会」の東京・2部に参加してきました。

スフィアというグループは、振り返れば2009年の秋くらいからファンになって5年以上たちますが未だに好きなんですね。これは自分にとっては過去に例がないほど継続して好きであり続けているという、特別と言って差し支えない人達なんです。

つい先週戸松さんの「サメスタンプ押し会」に参加したのが約2年ぶりの接近戦。2年前に初めて経験した接近戦は高垣さんのアルバム「relation」発売記念の握手会。
つまり今回のように、文字通り“手の届く距離”で寿さん、豊崎さんにお会いするのは初めてのこと。

前回の「豊崎愛生のおかえりらじお」で豊崎さんが「緊張せずに気軽に遊びに来て」的なことをおっしゃってたけど、そんなの無理に決まってるんですね。
だって、こっちにしてみれば5年も好きであり続けている女の子に初めて手を握って、至近距離で目を合わせて一言二言お話できる機会なんですから。

確かに彼女達のことが好きなんだけど、5年もファンやってると単なる「好き」だけではなく、そこに「憧れ」や「尊敬」などの「畏敬の念」みたいなものまで抱いてしまうのですよ。少なくとも私は。

この日、新宿では井口裕香さんもCD発売イベントでお渡し会やってましたけど、語弊があるのを承知で言わせてもらえば、相手が井口さんならどれだけ気が楽か。(たぶん)



さて、そんな個人的事情を鑑みまして握手会を思い出してみると…

終わった直後は本当に記憶が曖昧で、自分が何をしたのかいまいち思い出せず軽く絶望しかけましたけど、時間が経って落ち着いてきたのでなんとなく思い出してきました。


自分の番がくるまでは、やはりスフィアのメンバーと握手する際に何を話そうか色々とシミュレーションをするのですが、果たしてどういう状況になるのか、どのくらい時間があるのか、どこまでねばっていいのか、事前に友人達の話を聞いたりしてはいたけれど、やはり実際にはわからないものなんですね。2部が始まってからの流れとかにも左右されるだろうし、自分の前の人がどういう風に進めるのかもあるし、何より自分の精神がまっとうでいられるのか…

そんなことを考えながら会場の席に着いて待っている時になんとか結論が出せた。

豊崎さんには、あなたがきっかけで今、私がここに居ることができます。たくさんの楽しい思い出のきっかけを作ってくれてありがとう。

高垣さんには、2年ぶりにまた握手できて幸せです。また、次の機会があったら遊びに来ます。

寿さんには、ツアー楽しかったです。(最近髪を切ってパーマをかけていたので)その髪型も似合っていて素敵です。

戸松さんには、先週の「サメスタンプ押し会」ではお世話になりました。2週続けてお会いできて幸せです。(シャークイーンに関してはその場の雰囲気で話すか話さないか決めようと思った)


大体こんなような事を言おう。言えたらいいな。ま、言えないかもな…


そんなこんなで時間がきてスタッフの注意事項が終わり、スフィアの皆さんが登場。
豊崎さんの進行でしばしフリートークをした後にミニライブ。

1.情熱CONTINUE
2.夕立ちの欠片
3.君の空が晴れるまで

私の席が5列目の通路側ということもあり、もうね、久しぶりにこんな近くで歌い踊るスフィアを見ましたわ。一応サイリウム振ってましたけど、久しぶりだしライブに臨むテンションではなかったのでほとんど見入ってました。「君の空が晴れるまで」は自然と身体が動きましたけど、意識は完全に見る体勢。次に見られるのはアニサマかなぁ…



ミニライブも終わりいよいよ握手会。しかし今回はその前に自分からスフィアに“情熱”をぶつけなくてはならない。ほとんど書いた内容を忘れていたのでまずはそこをどう処理するかが問題だ。

以下、セリフ。


“4人がスフィアに対して情熱を持ち続けている限り、私もスフィアに対して情熱をCONTINUEし続けます!”


おおよそこんな感じのことを言いました。ステージ上の出来事がうろ覚えなので、文章もうろ覚えです。
ステージに上って自分のメッセージを確認する時までは「ちょっと改変しようかな」とか考える余裕はあった。でも、いざ所定の位置に誘導されて待ってる間に一気に緊張が高まってきて、ここからテンパり具合がMAXファイアー!

だってあなた、今、目の前に…


トヨサキアキサンガ、オレヲミテホホエンデイルノダ。

タカガキアヤヒサンガ、エガオデオレノタメニマッテクレテイルノダ。

(寿さんと戸松さんは前の人と握手中)


この瞬間、もうダメでした。

セリフは何とか噛まずに、そこそこ声を張って言えたのだけど、セリフが最後に近づくにつれて猛烈に恥ずかしさがこみ上げてきた。




この後、何をしたらいいんだ…?

握手…?

あっ、愛生ちゃんがいる…

ああっ、何と言う可愛いらしい微笑み…




両手を広げて迎え入れてくれる豊崎さんは、まるで園児を受け入れる保母さんのようで。
その目の前に立ち、包み込むように握手をしてもらった時、何とか頑張って顔を、目を見たはず。
このままその懐に誘われ、甘えてしまいたい衝動に駆られたけれど、そんな邪な思考は私にできた最後の心の余裕だったのだろう。
すぐそこにあるはずなのに、その表情はおぼろげで、だけどその手の感触ははっきりと残ってて。
自分の意識が遠のきかけたその時、愛生ちゃんの手からほのかな温もりが伝わってきた瞬間、訪れた幸せと、ほぼ同時に襲ってきた羞恥心に苛まれ、うわ言のように口をついたのは「ありがとうございます」の一言のみ。


こうなったらもう自らの意識をコントロールなどできるはずもなく、続くあやひーにも握手をしながら「ありがとうございます」、美菜子にも握手をしながら「ありがとうございます」、とまっちゃんにも握手をしながら「ありがとうございます」と壊れたCDのように同じ一言をただただ繰り返すのみ。


なんかもう、色んな意味で死んでしまいたい…



積年の想いが爆発したら、そりゃそうなるだろうなとは思う。4人を前にする機会なんて初めてだししょうがないとも思う。元々のコミュ障気質も手伝って、自分の思い描いていたようなことができるなどとは、正直思っていなかった。達成感なんてほとんどなくて、後悔の方が断然強いけど。

だけど…

4人と手が触れ合った瞬間は間違いなく幸せだった。また同じ思いをするだろうとわかっていても、次も、その次もチャレンジするだろう。たぶん慣れることなんてないけれど。


それが戸松さんに、寿さんに、高垣さんに、そして豊崎さんに誓った情熱だから。