高垣彩陽8枚目のシングル「愛の陽」が発売されました。めでたい。


今回の曲は彼女がやりたい曲を、というところから制作がスタートしてるので楽曲のいたるところに彼女の魅力が溢れてて、タイアップという制約がない分思う存分その世界に浸れる出来になってますね。


それはCDのジャケットや歌詞カードのデザインや装丁なんかも含めて「高垣彩陽と愛の陽」のイメージを見事に表現してる。

個人的に受けた印象としては「愛」、「女神」、「母性」、「慈しみ」、「静謐」、「荘厳」…



彼女は元来が愛情に溢れている方なのです。その人がやりたい、表現したいと言って作られた物ならこういう楽曲が出来上がるのは必然と言えば必然。


只野菜摘さんの詞も彼女の意を汲んで素晴らしい。タイトルの「愛の陽」からして、もうこれしかないと思わせる説得力。

人間の肯定であり人生への決意。それらを高垣彩陽という愛に乗せて歌われる讃美歌。なんか大袈裟ですけどそんな印象すら持ちました。


Evan Callさんも恐らく難しい発注だったと思いますけど上手い具合に仕上げたんじゃないでしょうか。クラシカルな曲でありつつもポップなところもあり、かと言って軽くなりすぎずというバランス。


ただ、正直な事を言うと1つだけ残念なことがありまして。恐らく関係ないと思うし、気のせいだと思うけど…


確か「晴レルヤ」がこの曲の初解禁だったと思うんですけど、その時初めて聴いた「愛の陽」の第一印象で、イントロのオーケストラとコーラスを聴いた瞬間に「進撃の巨人」のオープニングの曲を連想してしまったのですね。似てる似てないの話ではなくて。年齢を重ねて余計な知識が身につくと、どうしても変は邪推をしてしまって…


個人的にはコーラスをもうちょっと違う感じにしてほしかったかな、と。あと、我儘を承知で言いますけどどうせならフルオーケストラで演奏するくらいの振り切り方をしてほしかった。こうなってくるとただの願望ですけれど。



何にせよ、CDが売れない現在の市場でこの作品が発売されたことに意義はある。

はっきり言ってしまえば高垣彩陽ファン以外にこそ訴求しなければならない。けれどタイアップはない。しかしそれ故にできた楽曲でもある。ここはひとつ、どうかこの愛に溢れた素晴らしい作品を頑張って売っていただきたい。売上の面でも作品の面でも相応の評価がされることを願ってやまない。


ちなみにですが、今回のカップリング「3 leaf clover」が良い曲なんだこれが。

「凄い曲」は「愛の陽」ですけど「好きな曲」はこちらかなと。甲乙つけ難いのですが。


まったくもって勝手な印象ですが、この曲の切ない主人公目線があやひーによく似合うんです。

根っからの演技者ですから、もしかしたら若干演じてるところもあるのかも知れない。けれど年齢を重ねて色んな経験を踏まえた上でこの切なさを表現しているのなら、それはやはり「今の高垣彩陽ができる最高の表現」のひとつだと思うんです。


三つ葉のクローバー、四つ葉のクローバー。その意味も含めて考えるとより一層味わい深い作品になると思います。


余談ですが、そこから派生していくと「あの曲」に行きつくかもしれませんね。




大切に 大切に 割れないように

願い事をひとつ…