5/11、パシフィコ横浜国立大ホールにて行われた「Minori Chihara Live Tour 2014 ~NEO FANTASIA~」に参加してきました。

茅原実里の単独ライブは一昨年のバースディライブ以来2度目まして。今回はアルバムを引っ提げてのツアーなので初見の曲が多くてどうなるものかと思いましたが、結局は「細けぇこたぁいいんだよ!」とばかりに楽しんできました。


これまでの東京、愛知、大阪公演の情報は殆ど仕入れてないので若干祖語があるかもしれませんがご容赦を。



それにしてもこの日のみのりんはサービス精神旺盛だった。よほど楽しかったのか、はたまたいつも通りなのかわからないが。


最初のMCにて。

「(前略)女の子も男の子も、お父さんもお母さんも、未来人も宇宙人も超能力者も、みんな最後まで楽しんでいってね!」


後半のMCにて。(5/16に重大発表があります、という流れで)

み「知りたい~?」

客「知りた~い!」


み「ダメ~」

客「え~」


み「知りたい~?」

客「知りた~い!」


み「禁則事項です♪」

客「フゥ~!!」



まぁ、自分のキャラのセリフは言ってないんですけれど。

ノリのいい人であることは知ってますが、それにしてもみのりん、ノリノリである。


こういう演者と観客の良好な関係が垣間見える瞬間っていいなぁと素直に思いました。そしてそんな瞬間が今日はいろんな所で見られたりして実に気持ちの良いライブだったのです。


茅原実里のライブと言えば規制の多さで有名であり、当初は物議を醸したりしました。しかし今となっては浸透したのか観客の意識が高いのか、特に不快なこともなく素晴らしい一体感だったと思います。


運営側の意向とそれを汲み取れるファンがいるというのはとても健全な状態である。みのりんを中心とする運営側の「会場に来るみんなに楽しんでもらいたい」という考え方がファンの側にもしっかり伝わってるんですね。それはファンの人たちのことを理解しているということでもある。締めるところと遊びの部分を残すところが分かってるというのは、やはり10年の間に築き上げた賜物なのかなと。



そんなこんなでライブなのですが、横浜がファイナルということもあってかここだけのスペシャルなことがあったようで。

オープニングからブラス隊が6人登場したのですが、他会場ではいなかったみたいですね。なんとまぁ豪華。やっぱり基本のバンド編成プラスαでブラス隊やストリングスなんかが加わると迫力が違いますな。惜しむらくは全ての曲の演奏には参加しなかったとこだけど(必要なかったから?)、さすがにそれは贅沢ですかね。


今回のツアーからCMBのメンバーもかなり入れ替わったけれど、各メンバーそれぞれ個性があってすっかり馴染んでました。そして大先生こと室屋光一郎さんの目に余るほどのはっちゃけっぷり。5年前から参加している大先生ではありますが、みのりん曰く「5年前はこんな人だと思わなかった」とのこと。

バンドメンバー紹介でそれぞれがたっぷり時間使って喋らせるところだけ見てもそれだけファンに愛されてるんだなぁと思える。


CMBと言えばみのりんの衣装チェンジ中に演奏するバンドオリジナル曲ですが、いやー今回もかっこよかった!毎度毎度よくやってくれますね。



さて、みのりんのパフォーマンスはどれも素晴らしかったのですが、個人的に白眉だったのは何と言っても「NEO FANTASIA」でありました。ちょっと感動して涙ぐむくらい良かった。


曲に入る前にみのりんがこの曲に対する想いを言葉に詰まりながら語るのだけど、その言葉から溢れるのは音楽に対する愛であり、感謝であり、ひたむきさなのです。そんな想いの丈を話し終えてから曲のイントロが始まるのだけど、ステージはシンプルに白の照明とその光を拡散するミラーボールのみ。中央のみのりんと会場全体を白く強く照らし出すその光が、2F中央の私の席からだとちょうどバランス良く見渡せたのだ。


今回のツアー初参加の私はこの「NEO FANTASIA」はサイリウムで何色を光らせればいいのかわからず、照明に合わせて白でも振るのかと思って周囲を観察していたら、まさかの消灯であった。それに気づいた時に見えた景色の何と美しいことか。

その美しさとは目に見えた景色だけのことではなく、恐らく演出する側の意図と、それを汲み取った観客側の意志の共有にある。

演出側は他の曲と同様に色とりどりのライトを照らすのではなく、シンプルに、ストレートな表現をすればきっと観客側にみのりんの想いが伝わるだろうと思ったのではないか。


そして、曲だけを聴いてみれば別に白でも何でもサイリウムを振ったっていいと思ったこの曲を、ここに居る誰もがただただ静かに聴き入ることに集中し、みのりんの想いを感じる時間にしたいと思ったことが素晴らしい。そういう物も含めて、この「NEO FANTASIA」という曲はとても美しいと感じた。このステージを観られただけで今日はパシフィコまで来た甲斐があったと言える、そんな素敵な時間だった。



と、いうことをつらつらと書き連ねてきましたが実際どうなんでしょうね。あくまで個人の感想なんで。見当違いだったらと思わなくもないですけども。


とにかく良いライブだった。それだけは確かだ!