~プロローグ~
2月の1、2日とスフィアが日本武道館にて5周年記念ライブを行なったのは皆さんの記憶にも新しいところかと思います。
今年は節目の年ということもあり、各々がスフィアと出会ったきっかけや今日に至るまでの道程を懐かしんだりする機会も多いはず。
かくいう私も先日の2daysライブ中やその感想の記事を書きながら色々と振り返っておりました。
そんな中で私が所持しているスフィアの最も古いCDやグッズはと言うと「Super Noizy Nova」の通常版CDであります。今となっては限定盤のCDをチョイスしておる訳ですが、スパノヴァに関しては買った時期が発売よりしばらく経ってからということもあり見つかりませんでした。
しかしその後、20年来の友人であるU氏がどこぞの中古CDショップでスパノヴァ初回盤を見つけて買っておいてくれたので、今は私の手元にあります(定価より安かったけど、当時ヤフオクでは定価より高値で出回ってた。今は知らないけど)。
そうなると、現在手元にない初回盤のCDは「Future Stream」だけということになるのです。かと言ってそのCDを探したり、どうしても手に入れたいという欲求は正直そこまで無くて、むしろそんなこと忘れてもいたのでした。
~2月6日~
その日、私の心はまさに2月の冬空のように寒々しかった。この日は会社に休日申請を出し、もしかしたらの期待を込めて都内某所へ出かける準備をしていた。だが、そんな期待は手のひらに落ちた雪の結晶のように儚く溶け、消えていた。
しかし、おかげで先日の2daysライブの記事も書けたことだし、よしとするかと自らを慰めていたところ(自慰ではない)、友人U氏の頼みで彼のマンガやフィギュアといった類の物を大量に売却するため車を出したのだった。
これは私と彼の、いわば不定期的な恒例行事とも言うべきものなのだが、お店の人が買い取りの値段を調べている間、しばらく待ち時間ができるのだ。
その間、私は時間つぶしも兼ねて店内で古本なんかを立ち読んでいたりするのが常だ。今回のお供は「花の慶次 ~雲のかなたに~」であります。
そんなこんなでマンガを読みながら傾いていたところ、件のU氏が捨丸よろしくスッと私の斜め後ろに現れこう囁きました。
U氏:「旦那が探していたスフィアのCDって何でしたっけ?」
一瞬虚をつかれた私。しかしすぐさまこう答えました。
私:「Future Stream…?」
U氏:「ありますぜ、むこうに」
瞬間、私の身体は松風の如く店内を駆け出し中古CDコーナーへ。
アニメ・声優のカテゴリの棚にはスフィアやメンバーそれぞれのソロ名義のCDが並ぶ。そんな中にあったのです。
私:「これは…」
U氏:「……」
そこには確かにありました。
F u t u r e S t r e a m 初 回 限 定 盤 ! !
私は思わず目を見張り、こう呟きました。
私:「世に出てから5年の歳月を経て、少しパッケージに傷もある…、だがそれがいい!これこそ生涯をかけてCDを守り通した忠義の甲冑ではござらんか!」
~エピローグ~
※歌詞カードの写真を眺めながら
私:「わ、若い…」
と、ここで以前から頭の片隅にわだかまっていた懸案事項が再び疼きだす感覚。ちょっと考えねば。
まぁ、それについてはまたいつか。
それにしてもびっくりした。まさか地元にこんな物があるなんて。上のほうで「パッケージに傷が~」なんて言いましたけど実はほとんど目立つ傷なんてなくて、中身のCD、DVDともども美品と言って差し支えない代物。値段も1,300円くらいでした。
これも言ってみればとまっちゃんから形を変えたギフトだったのかもしれないなぁ、などと都合良く解釈して本日これまで。