8/25に行われたアニサマ3日目。出演者の中の1人に対しての感想をこちらに書くこととしよう。


と思ったら結局アニサマでのパフォーマンス以外のことの方がメインになってしまった(苦笑)。




その出演者とは、日笠陽子。






最初に言ってしまうと、日笠さんの歌を聴いてる最中、不覚にも涙が出てしまった。ちょっと堪えられなかったですね。なぜだろう。




この事について考えてみて初めて実感したのですが、どうやら私は思いのほか彼女に対して思い入れがあったようです。ちょっと話が逸れますが、私は「けいおん!」以降こっちの道に足を踏み外した訳です。しかし、「けいおん!」関係のイベントってとうとう1度も参加できなかったのです。2回行われたライブも、USJで行われたステージも。映画の舞台挨拶だって行けなかった。




「けいおん!」で彼女を知ってから、雑誌やラジオ、ブログ等での発言や作品に触れるにつけ「面白く、真面目で、涙脆く、真摯な人」なんだろうなと思っておりました。とは言えそこまで熱心なファンかと言われればそうではなく(なんかスイマセン)、CDだって買ってませんしね(重ねてスイマセン)。




初めてステージで彼女の歌ってる姿を見て、恐らく積年の思いであった「日笠陽子がステージで歌ってる姿」を見たことに涙腺を刺激されてしまったのでしょう。しかしそれだけじゃない。




私は日笠陽子がアーティストとしてデビューすることに、割と衝撃を受けました。


彼女の歌がうまいことは重々承知している。そんなことは今更論を待たない。ただ私が知りうる限り、日笠陽子という人はアーティストとしてCDを出したりしないと思っていた。各種媒体での発言を見聞きする程度の知識しかありませんが。


それでも、彼女の声優としてのこだわり、仕事に対する姿勢を考えると「えっ、歌うの!」と思わずにはいられなかった。




確かに現在の「声優アーティストブーム」(と言ってもいいかな)という時流に乗っかったという見方もできるかもしれない。しかし彼女の場合、それはちょっと違うかなと。過去にインタビューで数年前からアーティストデビューの誘いはあったと発言している(けいおん!ブームを考えれば当然でしょう)。しかしそれを断り続けた。それでも「美しき残酷な世界」でアーティストデビューしようと決心したのは「進撃の巨人」というアニメ作品の主題歌として、この作品の一部として自分が関われるならという想いがあったればこそ。


「リスアニ!TV」での涙のインタビューなどを見る限り、彼女はブレてない。変化はあるだろうけどアニメ作品に対して「真面目で、真摯な」部分は変わらない。




彼女の想い、ひたむきな姿勢を私は知っているつもりだ(思い違いだったらどうしよう)。そして私の中でくすぶっていた「けいおん!」以来の想いもあったのだろう。




そんな2つが融合して、ステージで歌う日笠陽子を見た時、思わず涙が出てしまった。




「あぁ、ひよっちが今、ステージの上で歌っている」と感じた瞬間に目頭が熱くなる。遠くのステージでありったけの想いを込めて歌う彼女から覚悟が伝わる。近くのモニターには彼女の詳細が映っている。


楽しんでいる様子などない一所懸命な姿に、もう涙を拭わずにはいられなかった…。








そんな日笠陽子の余韻からまだ立ち直れない私を富永TOMMY弘明さんの低音が襲う。


いやムリだから!今そういう気分になれないから!(笑)






アンコールの「The Galaxy Express 999 」を歌うために再度ステージに戻ってきた日笠さんは、いつもの様子に戻っているようでした。笑顔で手を振る近くには豊崎愛生ちゃんが立っている。何か声を掛けたりしたのかな、などと想像してしまうけいおん!ファンの悪いところはご愛嬌ということで。






さて、来る9/29、場所は同じくこのさいたまスーパーアリーナ。私はまた、ステージ上で歌う日笠陽子を観に行く予定だ。しかし今度は単純に楽しめるだろう。その感想はまた、次の機会に。