今日は、月曜日ですから、この界隈の理容室は定休日です。
専門学校の同期生が来てくれました。
学生時代の最後の一年間が一番楽しかったし、無茶苦茶しましたし、それなりにモテていました。
私の記憶の欠損があるのもこの時代です。
同期生と会う機会が少ない事もありますけどね。
この専門学校は、美容学校ですから、理容科と美容科がありますが、私は理容科の一番でしたから、リーチと呼ばれていました。
男女比が圧倒的に女性が多い学校でした。
中卒組と高卒組に最初は別れてグループが出来ましたが、私は最初中卒と思われていましたが、会話をしたりしているうちに高卒と分かって、高卒組で遊んでいました。
私が注目されたのは、一学期の中間テストの時です。この専門学校は、テストを返す時に点数を言ってから返します。
しかも、私は理容科の一番ですから、私からテストが帰って来ます。
公衆衛生、伝染病学、皮膚科学、消毒法、基礎物理学が学科として勉強しますが、私は消毒法以外は満点でした。
消毒法だけ一問間違えて、95点でした。
それまで、養護学校卒業のオチャラケキャラをしていたから、みんなは私が勉強出来ないと思っていたらしいけど、見事に見返しました。
リーチがあんなに勉強出来る奴とは思わなかったよ。いつも学校では、車の話とかスポーツやプロレスの話しかしない奴だったのに。確かに私は、学校では面白いキャラだったと思いますよ。
専門学校の教科書は、家で働いていた従業員に見せてもらっていたから、高校生の時に真由美さんから教わっていたから、学科は余裕綽々でした。
だから、今でも皮膚の事や伝染病には詳しいです。
いろいろな浮いた話もあったのかな?
私もその辺りを覚えていません。