先月は、2日続けて人探しがありました。
奇妙な事に、2人共初めてこの土地に来た老人でした。
天城山は、度々書きますが、人が入っていないエリアがあります。
林野庁の人達でも、天城山の隅々まで歩いた人はいないでしょう。
東京に近いエリアで、これほどの心霊スポットも無いでしょう。
戦後だけでも、愛新覚羅の心中や、松本清張の天城越えの舞台になりました。
私達が知ってる話以上にいろいろな話があるらしいのですが、なかなか教えてくれません。
今回は、2人共無事に元気に帰って来ました。
人探しには隠語があります。
見つかったよ。
この時は、死体として見つかったよ。
生きているよ。
怪我人と見つかった場合です。
救急車の手配が必要なレベルです。
元気だよ。
怪我もなく、健常者として見つかった場合に使います。
エリア越えだな
一番嫌なサインです。
地図に無いエリアに入ってしまった場合です。
天城山は、伊豆市、河津町、東伊豆町、伊東市にまたがっています。
似たような景色ばかりで、どこを歩いているのか分からなくなります。
方位磁石も役に立たない場所や携帯も圏外です。
天狗がいたと言われているエリア、殺人鬼がいたと言われているエリアや化け物がいると言われているエリアもあります。
噂が立つと言うのは、強ち根拠が無い訳では有りません。
昔、人を探しに行った人達も天城山で道に迷い、3日後に東伊豆町に出ました。雨が降っていたのに、発見された人達は、全く濡れていませんでした。
時計が全員、バラバラの時間を指していたそうです。科学で説明出来ない事はあるもんですね。