もう20年くらい前になりますが、まだ理容師だった頃に東京で働いている専門学校の時の友人の家に数日間泊まり込みました。
都心部に近い場所で、家賃も結構高かった場所です。友人は、本業の理容師以外にもアルバイトをしていました。
昌昭、良いときに来たよ。今日1人風邪引いて来れなくなったから代打で手伝ってくれよ。
日当は日払いだから、小遣い稼ぎにしてくれよ。
他ならぬ高野の頼みだから手伝ってやるよ。
悪いな昌昭、先に食事してこよう。
夕食を有名なステーキハウスのリベロで御馳走してくれました。
偶然、有名な外国人レスラーに会いました。
サインと握手をしてもらいました。
それから、一度高野の家に戻ってからバイト先に行きました。
高野、何で車で行かないんだ。
行ったら後悔するぞ。
それに、東京は電車で移動する方が便利だよ。
では行くとするか。
夜の10時に高野の家を出ました。
ある大病院の裏口から入りました。
今晩は、高野です。
今日は新入り連れて来ました。
そう言って中に入りました。
今日は、四体頼むね。
そう言われて、封筒を受け取りました。
分かりました、朝までに綺麗にしておきます。
そのままロッカーに向かいました。
作業着に着替えました。
そして高野と一緒に病院の奥に入って行きました。
ここだよ昌昭。
高野のバイトは、ホルマリンに入った死体洗いのバイトでした。
昌昭、人間じゃなくてマネキンだと思えよ。
私は驚きましたが、拒否出来ない状況でしたから始めました。
私は、中年男性と老人を洗いました。
高野は、若い女性と子供を洗いました。
心身共に疲れるバイトでした。
匂いが気になっていました。
ロッカーで作業着から私服に着替えました。
高野の後ろに、先程洗った女性の霊が着いていました。
まだ強い恨みがあるわけではないみたいだから、塩で徐霊出来ました。
帰りに事務所に寄って係員が死体をチェックしました。
高野君はいつも丁寧に作業するね。
この新入り君も上手に作業したみたいだね。
また仕事が入ったら連絡するよ。
またお願いします。
私と高野は病院から出て来ました。
もう朝方でした。
安い風呂行くか?
一万で抜ける店に行こうぜ。
今日は俺が支払いするから安心しろよ。
それと、お前の取り分だよ。
四万貰いました。
一体二万もするのか?
高野に連れられて風俗に行きました。
高野はここでも有名人でした。
今日は親友も一緒だから、良い子頼むね。
ここで匂いを落とすんだよ昌昭。
楽しんで来いよ。
私は初めての体験でした。御兄さん、童貞なの?
心配しなくていいのよ。
お姉さんに任せてくれれば天国にイカせてあげる。
雪乃の事が頭をよぎりましたが、浮気ではないし、接待だと割りきりました。
御兄さん、良いモノを持っているわね。
私の分身を弄りながら言われました。
また来て頂戴ね。
別れ際に名刺を貰いましたが名前を見て驚きました。雪乃と書いてありました。源氏名と分かっていますが奇妙な偶然でした。
高野と同じ時間にフロントに出ました。
昌昭、楽しんだか?
さて、家に帰るか?
電車で帰る訳が分かりました。
車に、この匂いが着いたら簡単には落ちません。
バイト代は高いけど私には出来ないと思いました。
行く時には解らなかったけど、部屋の隅に何かしらいる気配がありました。
高野は、このバイトをいつまでやるんだ?
私が聞くと、高野はビールを開けながら答えました。お呼びがある限りやるさ。たまに、美女の死体を洗うけど、胸や秘所を弄れるなんて事もあるんだぜ。
表に出せない死体だから、傷さえつけなければ大丈夫なんだよ。
お前、ろくな死に方しないぞ。
私は、一ヶ所寄って帰るよ。
高野、今度は沼津で会おうな。
そう言って別れました。
これが高野との永遠の別れになりました。
私は、真っ直ぐには帰らないで、有名なカットサロンでカットして帰りました。テクニックを見たかったからです。
それから1ヶ月経った頃、仕事終わりに社長に呼ばれました。
昌昭は、東京の高野と仲良くしていたよな。
高野が不振な死に方したそうだ。
東京のマスターも警察に出頭したんだ。
お前も先月高野に会っているから話を聞きたいそうだ。
次の休みに東京に行ってくれ。
私は、その通りにしました。
警察に行って全てを話しました。
高野さんの部屋を見せてあげるよ。
高野の部屋を見て、全て理解出来ました。
女性の遺体を弄んだ報復で殺されたのです。
めったに無い猟奇殺人でしたよ。
身体が本当に八つ裂きに別れていました。
血が玄関を越えて廊下まで達していましたよ。
刃物で切った跡が無いのも不思議でしたね。
遺体を綺麗にするだけにしておけば、こんな事にはならなかった。
死者を冒涜するとこうなります。
身寄りが無いから集まる死体です。
この時点で、悪霊になりかけているんです。
皆がやりたがらないバイトとして有名ですが、私はもう懲り懲りです。
都心部に近い場所で、家賃も結構高かった場所です。友人は、本業の理容師以外にもアルバイトをしていました。
昌昭、良いときに来たよ。今日1人風邪引いて来れなくなったから代打で手伝ってくれよ。
日当は日払いだから、小遣い稼ぎにしてくれよ。
他ならぬ高野の頼みだから手伝ってやるよ。
悪いな昌昭、先に食事してこよう。
夕食を有名なステーキハウスのリベロで御馳走してくれました。
偶然、有名な外国人レスラーに会いました。
サインと握手をしてもらいました。
それから、一度高野の家に戻ってからバイト先に行きました。
高野、何で車で行かないんだ。
行ったら後悔するぞ。
それに、東京は電車で移動する方が便利だよ。
では行くとするか。
夜の10時に高野の家を出ました。
ある大病院の裏口から入りました。
今晩は、高野です。
今日は新入り連れて来ました。
そう言って中に入りました。
今日は、四体頼むね。
そう言われて、封筒を受け取りました。
分かりました、朝までに綺麗にしておきます。
そのままロッカーに向かいました。
作業着に着替えました。
そして高野と一緒に病院の奥に入って行きました。
ここだよ昌昭。
高野のバイトは、ホルマリンに入った死体洗いのバイトでした。
昌昭、人間じゃなくてマネキンだと思えよ。
私は驚きましたが、拒否出来ない状況でしたから始めました。
私は、中年男性と老人を洗いました。
高野は、若い女性と子供を洗いました。
心身共に疲れるバイトでした。
匂いが気になっていました。
ロッカーで作業着から私服に着替えました。
高野の後ろに、先程洗った女性の霊が着いていました。
まだ強い恨みがあるわけではないみたいだから、塩で徐霊出来ました。
帰りに事務所に寄って係員が死体をチェックしました。
高野君はいつも丁寧に作業するね。
この新入り君も上手に作業したみたいだね。
また仕事が入ったら連絡するよ。
またお願いします。
私と高野は病院から出て来ました。
もう朝方でした。
安い風呂行くか?
一万で抜ける店に行こうぜ。
今日は俺が支払いするから安心しろよ。
それと、お前の取り分だよ。
四万貰いました。
一体二万もするのか?
高野に連れられて風俗に行きました。
高野はここでも有名人でした。
今日は親友も一緒だから、良い子頼むね。
ここで匂いを落とすんだよ昌昭。
楽しんで来いよ。
私は初めての体験でした。御兄さん、童貞なの?
心配しなくていいのよ。
お姉さんに任せてくれれば天国にイカせてあげる。
雪乃の事が頭をよぎりましたが、浮気ではないし、接待だと割りきりました。
御兄さん、良いモノを持っているわね。
私の分身を弄りながら言われました。
また来て頂戴ね。
別れ際に名刺を貰いましたが名前を見て驚きました。雪乃と書いてありました。源氏名と分かっていますが奇妙な偶然でした。
高野と同じ時間にフロントに出ました。
昌昭、楽しんだか?
さて、家に帰るか?
電車で帰る訳が分かりました。
車に、この匂いが着いたら簡単には落ちません。
バイト代は高いけど私には出来ないと思いました。
行く時には解らなかったけど、部屋の隅に何かしらいる気配がありました。
高野は、このバイトをいつまでやるんだ?
私が聞くと、高野はビールを開けながら答えました。お呼びがある限りやるさ。たまに、美女の死体を洗うけど、胸や秘所を弄れるなんて事もあるんだぜ。
表に出せない死体だから、傷さえつけなければ大丈夫なんだよ。
お前、ろくな死に方しないぞ。
私は、一ヶ所寄って帰るよ。
高野、今度は沼津で会おうな。
そう言って別れました。
これが高野との永遠の別れになりました。
私は、真っ直ぐには帰らないで、有名なカットサロンでカットして帰りました。テクニックを見たかったからです。
それから1ヶ月経った頃、仕事終わりに社長に呼ばれました。
昌昭は、東京の高野と仲良くしていたよな。
高野が不振な死に方したそうだ。
東京のマスターも警察に出頭したんだ。
お前も先月高野に会っているから話を聞きたいそうだ。
次の休みに東京に行ってくれ。
私は、その通りにしました。
警察に行って全てを話しました。
高野さんの部屋を見せてあげるよ。
高野の部屋を見て、全て理解出来ました。
女性の遺体を弄んだ報復で殺されたのです。
めったに無い猟奇殺人でしたよ。
身体が本当に八つ裂きに別れていました。
血が玄関を越えて廊下まで達していましたよ。
刃物で切った跡が無いのも不思議でしたね。
遺体を綺麗にするだけにしておけば、こんな事にはならなかった。
死者を冒涜するとこうなります。
身寄りが無いから集まる死体です。
この時点で、悪霊になりかけているんです。
皆がやりたがらないバイトとして有名ですが、私はもう懲り懲りです。