有記、今年の年末年始は山梨県で過ごそうか?
今年は、宗家への挨拶はまだ良いと政宗さんも言ってくれたし、親戚連中にいちいち病状説明で疲れてしまうから、有記の家族と過ごしてみたいし、有記の家の正月を過ごしてみたいんだよ。
きっと我が家とは違うだろうしな。
来年は、明るい年にしたいな有記。
そう言ってから、私を抱き締めてフレンチキスをしてくれました。
やっとここまで回復したんだよ。
昌昭さんは、言葉ではなくて態度で示してくれました。
私は、実家に電話したら30日の餅つきに合流して欲しいと母に言われました。
昌昭さんと私は、前からの部屋に泊まる事になりました。
トレーニングは相変わらずハードにやっていました。ただ、プロテインを大量に飲んで筋肉を増やしていました。
年末の銀行の最終営業日に昌昭さんは三島にでかけました。
宝くじの換金を取りに行きました。
当座金の30万だけ残して後は昌昭さんの口座に入金して帰って来ました。
昌昭さんの口座残高を見て驚きました。
暫くは遊んで暮らせる金額でした。
この年の姫納めは、バイアグラ無しでも大丈夫なくらい昌昭さんは回復していました。
キスも愛撫も昔のように丁寧に愛してくれました。
空白時間が埋まっていく実感がありました。
何年ぶりかで昌昭さんのカルピスを飲み干して、やっと回復した事が実感できました。
涙が出てしまいました。
来年は明るい年になりそうです。