犬の世界

私父親は、度々書いていますが、猟友会の役員です。東部会と言う大きな猟が最近有りました。
伊豆市近郊の猟師が、自慢の愛犬を連れて来ます。
人間同士は直ぐに会話ができますが、犬達はちがいます。
おなじ猟友会で顔見知りの犬で固まります。
それから、他のグループに顔見せします。
数がものをいいます。
うちのグループは、数多くの犬がいます。
いろいろな種類の犬が来ますが洋犬が主流ですね。
虎が威嚇すると、大概の犬はひきますが、ただ一頭だけ威嚇をやり返した犬がいました。
それは、父親が売って欲しかった甲斐犬でした。
猪に対して最も有効な攻撃するのは甲斐犬です。
ただ、一頭ではなく複数いないと効果は弱いです。
この日のボス犬は虎でした。
犬だけで鹿を数頭仕止め、猪を沢山寝床から叩き起こしました。
この日は大量に捕れました。
100人が参加して、1人あたり五キロの肉を持ちかえりました。
犬にも、肉は支給されました。
良い肉だったから、家についてから、生で食べさせました。
虎もジャッキーも喜んで食べていました。
ドッグフードより、鹿の腿肉がおいしいだろう。