葛飾北斎の百物語が真筆だったと言う記事を見て思い出したのですが、江戸時代の豪商と呼ばれる人達が行った百物語が一番の肝試しですね。
しかし、今の日本で実現化するのは難しいですね。
先ず、百人の知り合いを集める事が難しいですね。
そして、場所の確保も必要です。
昔の豪商は広い屋敷に住んでいたから百人くらいは座れる場所は簡単に調達できるし、商売の取引先に声をかければ百人は集まったでしょう。
一番のネックは、百話のネタが重ならない事です。
意外とこれは難しい事ですよ。
私も怪談は結構知っていますが、精々30くらいですよ。
これだけではありません。丑三つ時に百話目が終わらなければならないし、全ての怪談が怖くなくては意味が有りません。
まだ幾つか手順はありますが、もし実行したら困るから書きませんが、あと2つ必要な事があります。
百話目が終わった時に、幽霊か妖怪が現れます。
その時の対処法を私は知りません。
しかし、とてつもない幽霊か妖怪が現れるらしいですが、諸説あって分かりません。
伝説上の遊びと言われていますが、伝承されているから書物に残るのでしょう。本当に命懸けの遊びを江戸時代の豪商達はしていたから恐れ入ります。
持っていた金額も桁違いです。
紀伊国屋文左衛門のピーク時は、幕府よりも金持ちでした。
関西の淀屋もそれくらいの資金力がありました。
幕末には、今の時代まで残る豪商以外にも金持ちはいました。
遊び心も相当あったらしいですよ。