戦人の祟り

最近は、療養指示が出た為に、自宅療養を一週間命じられてしまいました。
風邪の菌が厄介な所に入り、炎症を起こして歩行困難になってしまいました。
レアケースですが、これは祟りでは有りません。
読経も出来るし、線香もちゃんと燃えています。
悪霊がいると、線香でわかりますが、それは次回にでも書きます。
発熱はないから、読書かゲームをするしかない日々です。
こういう時に、買ってあったけど、読んでいない小説を読んでいます。
しかし、戦に負けた人物の伝承は、祟る物が多いですね。
数多あるなかで、一番被害が大きかったのは、小西行長の祟りでしょう。
元々は、薬屋の伜でしたが才覚を秀吉に認められて武将になった男です。
加藤清正とは終生不仲でした。
関ヶ原の敗戦で、伊吹山の麓に隠れているところを近隣の百姓に密告されて、捕まりました。
この時の伊吹山は、竹中半兵衛の息子でした。
報償金を出すと布令を出したら、直ぐに行長を密告した百姓の浅ましさを行長は恨みました。
我を密告した村を三度大火で焼き焦がす。
そう言ってから絶命したそうです。
本当に、三度の大火がその集落を襲いました。
村人達は、それ以降行長を祀ったそうです。
戦国時代の祟りは沢山ありますが、動物絡みは里見八犬伝と鍋島の化け猫でしょう。
里見は、安房の大名で北条氏綱と戦った戦国大名でした。
元を辿れば、新田義貞の旗本で、歴とした源氏です。しかし、悲運は免れませんでしたね。