私は、過去に、二度ほど心肺停止になりました。
交通事故と喘息の発作でした。
交通事故の時は、凄いスピードで自分が空に上がっているのがわかりました。
自分でも、終わったなと半ば諦めていました。
スピードも結構出ていたし、仕方無いと思った反面未練もありました。
目の前に、天竜川に似た大河が見えて来ました。
歩いている人達が見えたから、その列に並ぼうとしたら、母方の祖母に呼ばれました。
昌昭、そこに並んではダメだ。
私は、祖母の方に走って行きました。
でも、足が上手く動きません。
お前はまだ、やる事があります。
ここへ来るのは、まだ先だよ。
祖母が念仏を唱えたら、私は、下へ落ちて行きました。
目を開けたら、両親と雪乃が泣いていました。
身体中に管が入っていて動けない状態でした。
三日間意識不明だったそうですが、私には一時間くらいにしか感じませんでした。
丹沢大僧正が見舞いに来た時に、死んだはずが生き帰って来たな。
そう言われました。
本当に拾った命だと実感しました。