日本人が愛する花は、春の桜と秋の菊ですね。
しかし、菊は天皇家の象徴ですが、桜は魔力の象徴でもあります。
死者の霊力を押さえ込む霊樹が桜なのです。
昔、大量に死者が出た地域が、死体を一ヶ所に集めて埋めました。
寺を建てる事も出来なかった時に、怨霊が現れて村人が困っていました。
その時に、修行僧が村に宿泊してその状態を見ました。
偶然、近くに桜が数本ありましたから、それを移したところ、怨霊が出なくなったそうです。
実際に、桜の下には死体があるぞと言われた時期があったらしいです。
桜の下で花見をするのは、桜の下にいる死者を慰めて一緒に酒盛りをした事が始まりらしいとも言われています。
京都の桜の下を掘ったら、いつの時代か分からない死体がありそうで怖いですね。