風の強い日のゴルフ程怖いものはありません。
雨と風のダブルの時はモチベーションが下がっているし、カッパを着たり、傘をさしたりしますから、フルショットはしにくいですが、今日のように気温がそこそこで、風が強い日は悲劇が起きます。
私がキャディをしていた時も何回か打ち込みをしたりされたりしましたが、前の組のお客様の頭にボールが直撃した瞬間は流石に驚きましたね。
隣のホールからのティーショットが風に乗って来ました。
担当のキャディが打つなと言っていたのを無視して打ったそうです。
このホールは、風向きが悪いから数回打球事故が起きています。
一度は、暑くて汗を拭いていたキャディの頭を直撃した事も有りました。
そのキャディさんは不幸にも半身不随になってしまいましたが、労災関係は揉めましたね。
当時のマスターと支配人は労働基準局にみっちり絞られましたが、それだけでは解決しませんでした。
意外と風の日のゴルフは疲れが倍増します。
風で体温を持って行かれますから、途中でカロリーチャージしないと集中力が切れます。
風の計算もホール毎に違いますから、キャディがいたらアドバイスを受けた方が良いですね。
フォローでの飛びすぎがスコアを崩します。
残り20ヤードの難しさがありますよ。
特に、池越えなんて上げたら風でOBなんてシーンを何回も見ました。
こういう時にシングルは強いですね。
技術の引き出しがあるから、低い弾道の止まる球を打ちます。
この技術は盗みたかったですね。