母親の葬儀の時には、いろいろな人達が来てくれました。
いつも懇意にしている人達はもちろん、数十年ぶりに会った方もいました。
逆に、常日頃来ていても来ない人もいました。
そんな人は、もう敷居を跨がせません。
いろいろな人の通夜、葬儀に参列しましたが、私の母親の時には、母親の悪口を言っている人がいなかったのが救いです。
私は、施主として全ての来場者に接していました。
いつもはタダ酒を浴びるように飲む人も今回は静かでした。
泣きながら、しんみりしていました。
まだ暫くは役所に行ったり忙しい日が続きます。
身体障害者を乗せているステッカーを外しました。
不覚にも涙が込み上げて来ました。
こうして徐々に、母親が死んだ現実に直面するんだろうな。