この話は、先日の二週間研修の打ち上げの飲み会で、東北支社の新入社員から聞いた話です。
その新入社員が産まれ育った田舎は、今でもボットン便所、水洗では無い便所が多いそうです。
ある時、同級生の1人が、誘拐されました。
田舎では、余所者は目立ちますから犯人は直ぐに見つかり逮捕されました。
犯人は、誘拐した子供を
学校の体育館のボットン便所で首を絞めて殺し、死体鉈で切って便所に棄てました。
暫くは、誰も不気味がって体育館のボットン便所は使わなかったのですか、時代が流れて、伝説となっていました。
しかし、今でも呪いがありました。
ある児童が、その便所で用を足していると、便所の下から青い手が伸びてきて、児童の局部を掴んで、痣が出来たそうです。
しかし、最初は誰も信じませんでした。
だが、噂は拡がり、対応を迫られた学校は、体育担当の先生に一任しました。
不幸な事に、この不信心な先生は、便所の外に児童達を待機させて言いました。いいか、お化けなんてこの世の中にはいないんだ。
先生がここで用を足してやるからな。
先生が用を足した後、ウギャー
物凄い声が聞こえました。児童がいそいで便所のドアを開けると先生がいません。
児童の1人が職員室に他の先生達を呼びに行きました。
懐中電灯でトイレの中を覗くと血の海でした。
レスキューが来て、先生を挙げてくれましたが、死亡していました。
この噂を聞いた僧侶が便所を見たら、ペタンと座ってしまいました。
こんなに凄い怨念は初めてです。
ちゃんとした供養をしましょう。
そして、数人の僧侶達が供養して、無事な便所に戻りました。
それから数年してその学校は、過疎化の為に閉校になりました。
供養してくれる人がいなくなったあの便所はどうなったのでしょうか?
貴方もボットン便所に入る時には注意して下さいね。下から手が出てくるかも知れませんよ。