真・関ヶ原第2部暗闘の章12

三成は、審判を直江山城守に頼んだ。
もう一人は、疋田豊五郎にするつもりでいた。
選手は、柳生但馬、富田越後、丸目長恵、林崎甚助、東郷重位、岩間小熊、金巻自斎、斎藤伝鬼坊、真田幸村、小野忠明の十名が選ばれた。
各大名は、それぞれの剣士を召し抱えていた。
これらの剣士で優勝候補は真田か柳生と思われていたが、秀吉は、真田か富田であろうと言った。
そして大会当日、運命のくじ引きが始まった。