こんにちは、西村 環(たまき)です。
昨日、本当はジョニー•デップの映画を観に行ったのに、この映画に変更して観てきました。
内容は、若年層のがん治療がテーマです。
同じ年頃の、元小児がんの息子を持つ私としては、人ごとではなく、オープニングからラストシーンまで泣きどおしでした。
ましてや主人公が息子と同じ種類のがんで、私が断固拒否した四肢切断をしてがんを克服している。同じ病気なわけで、どうしても当時の記憶が甦ります。
映画のテーマは”愛”なのですが、患者の家族目線から現代医療の高圧的な有無をいわせぬ圧力に抵抗感を禁じ得ません。
主題が”永遠の愛”なので、治療方針に対する批判は映画には皆無なんですが…やはり現代医療の横柄な様子が随所に”癇に障る”わけです。
しかし、しかし、映画は本当に素晴らしかった…。
息子との小さい頃のココロの秘密基地を思い出しました。
息子と私が何十回も繰り返した会話です。
息子「無量大数歳まで生きてね。」
ワタシ「うん、無量大数歳まで生きるよ。」
”サンタはいる。” ”ヒトは死なない。”
これが二人のココロの秘密基地でした。16歳になった息子に確認したら、きっと全否定されるでしょうが(笑)
このココロの秘密基地をこの映画を観て思い出して、また号泣するワタシでした。