その昔、神戸の甲南女子大学の教壇で講義をさせて頂いた時期があります。当時甲南女子大学で講師を務めていた尾塚先生のご紹介で『芸術支援アートパトロネージュと芸術製作アートマネージメント』の講義をさせて頂きました。

日本の文化芸術は特に戦後はレットパージの影響もあり、道楽、趣味、思想啓蒙、等の扱いをされてきました。しかし、ヨーロッパ圏の文化芸術の捉え方は違います。最初は皇族貴族の趣味道楽の域でしたが、のちに一般庶民にも根深く浸透し、衣食住と同じ位、生活における必需品とその位置を向上させたのです。その結果、芸術家を育成支援という考え方が一般庶民にも広まり、アートパトロネージュへとその姿を変え、多くの芸術家を輩出したのです。

しかし、日本に於いてもかつては文化芸術を支えた経済人・文化人が多く存在していました。歌舞伎や相撲などはその典型的な例でしょう。残念ですが『文化芸術を志す者は食べていけない』というのがいつしか定説となってしまった日本に於いて、そうではないということを私は証明したいと考えています。単に支援する側と支援される側という短絡的な構図を変えなくてはいけないのです。

ゆえに芸術家も甘えてはいけないのです。文化を生み出す基本と会社を経営する基本と寸分違わず同じです。創意工夫、意識向上、行動計画、資金調達・・・なのです。弊社WAホールディングスにはASP(アートサポートプロジェクト)というセクションがあります。才能ある未来の芸術家を育成するための機関です。企業としてモノを売るだけではなく、モノを使うユーザーの生活環境の向上と心の豊さをも提供することが企業の使命だと考えているからです。

この文化教育の考え方を私は文化共育としたいと思っています。その為にも現在の実業を発展させ企業人として経済力を身に付けたいと思います。頑張ります。

株式会社waホールディングス　

災害非常用発電池エイターナス

一級建築士事務所株式会社アカデメイア　

外国人技能実習校キャリアクルーズアカデミー

プロタイムズ藤沢中央店　

※弊社LHE所属　シンガーソングプロレスラー　HAYABUSA

株式会社ライトハウスエンターテイメント(LHE)

アートサポートプロジェクト

文化教育から文化共育へ