Pro店帳です✨
こんばんは🌠
今回は、、、、
「Japanese久美さん①」をお届けします!
さあ、再び1980年代後半、
英国留学へタイムトラベルしましょう🚀💫
久美さんは、
結婚前の短期留学を楽しんでいたんだよね。
昔は結婚前に留学や海外旅行をして、
独身最後を謳歌するのが流行ってたんだ。
でも、いざ結婚が近づくと悩み始めたんだ。
久美さんは関西出身で普通の家庭に育ったけど、
お相手は一流企業の上役の長男。
会社の上司が気に入って、
お見合いをセッティングしたんだ。
年齢差は10歳で、久美さんとは正反対。
彼はおとなしくて趣味も合わない。
会話も久美さんが一方的に話して、
彼はいつもニコニコしてたんだ😊。
交際して1年が経ち、上役のプッシュもあって
婚約したけど、明るい久美さんでも家庭を築く
イメージが湧かなくて悩んでいたんだ。
上役にも世話になり、両親も彼を気に入っているか
ら、どうしようかと悩んでたんだよね🤔。
留学期間は6月から12月
(クリスマス前に帰国予定🎄)。
滞在中は毎日みんなを笑わせる社交的な久美さん。
日本人グループの中心人物で、
みんなに愛されてたんだ。
大原麗子みたいな美人で、
流行ってたウイスキーのCM「〜ながーく愛して」
のフレーズを再現して、最後はオチをつける。
このギャップが魅力的だったんだよね。
そして、 いよいよ街がクリスマスムードになると、
帰国までカウントダウンが始まり、
現実に戻ると「このまま結婚するべきか」
とマリッジブルーに陥った。
流行ってた「成田離婚」をネタにして笑ってたけど、
だんだん元気がなくなっていくのがわかったんだ😢。
日本人グループの男性は私とあと30歳の男性で、
日本人グループの男性は私とあと30歳の男性で、
彼女は私の3つ上だったから、
彼女は色々と相談してきたんだ。
時には私の恋愛論をネタにしていたけど、
同じ感覚を持っていたのが不思議だったんだよね🤔。
現代なら、上司や親の顔を気にせず行動するだろう
現代なら、上司や親の顔を気にせず行動するだろう
けど、当時の結婚式は周りに祝福されたい、
親の嬉しい表情を見たい、育ててくれた感謝や
恩返しの意味もあったんだ。
私も同時期に帰国する予定だったので、
彼女が私に合わせてくれた。
彼女のお願いは「親友」として帰国前の3日間を
ロンドンで過ごしたいということだった。
その時の彼女の表情から、多分「結婚する」ことを
その時の彼女の表情から、多分「結婚する」ことを
決意していたんだろうなと思った。
私は自分ができることはしてあげようと思い、
ロンドン中を駆け巡って、二度とロンドンに訪れる
彼女の部屋で朝まで語り合った。
もう二度と彼女に会えないと思うと胸が張り裂けそう
だったけど、結婚を選択しなかった未来を
勝手に想像していた。
でも、彼女が幸せになるために必死に覚悟を決めてい
る様子を見て、自分の感情を抑えて我慢したんだ😭。
彼女の笑顔が消えないように、私は必死に微笑んだ。
飛行機の中で、彼女の涙を見て、
胸が締め付けられるようだった。
成田で「またね」と手を振る彼女の姿が目に
焼き付いて離れない。
彼女が幸せになってくれることを願いながらも、
別れと新たな展開の始まり