この日は「窓ふきの術」から始めました。
「窓ふきの術」は、
・手首を掴まれた時。(左右、対角線、両手持ち等あらゆる持たれ方)
・手で首を絞められた時。
・紐やネクタイ等で首を絞められた時。
等のシチュエーションで、同じ動きで対処することが出来ます。
更に、「回転」の歩法を加えることによって、
・後ろから、手首を掴まれた時。
・後ろから、手で首を絞められた時。
・後ろから、紐やネクタイ等で首を絞められた時。
と、後ろからの掴みに対処出来る事に加え、
・胸倉を掴まれた時。
・袖を掴まれた時。
・肩口を掴まれた時。
等にも対処できます。
様々な局面に対して、一つ一つ、対処法が異なっては余程訓練をしている人でない限り、何をしたら良いのか、迷ってしまいます。
「えーと・・・この場合は、あの技を・・・」
等と迷っている時間はありません。
プロテクト教室で学ぶ護身術は、なるべくシンプルな形で、一つの動きで様々なシチュエーションに対処出来るように工夫されています。
「窓ふきの術」の次は、「肘の妙」
「肘の妙」は「制圧」に繋げる為には高度な技術を要しますが、「離脱」であれば、ちょっとした「コツ」で出来ます。
最後に「返し」と「レベル1・打撃1」を行いました。
返しも、打撃も、「波運動」をテーマに行いました。
波運動は中々難しいのですが、生徒達は少しずつ動きが良くなっています。
やはり「継続は力なり」です。
生徒達の技術向上が見られるのは嬉しいですね!
プロテクト教室では、知らなければ一生知らないまま終わるであろう武術の「コツ」を教わることが出来ます。
難しいながらも、理論を理解して、上達に近付いて行く実感は、とても楽しいと思います。