10月26日の稽古の感想です。
まずは、ストレッチからスタート。
指や手首なども入念にストレッチするのが新鮮でした。
しかも、意外と固くて「イタタタタ(汗)」となったヾ(^▽^;)
教えていただいた動きそのものは、いたってシンプル。
けれど、そこに繊細な理論が加わることで、普遍的な・・・文字通り“ベーシック”と言えるもの。
いやー、すっごい面白かった!!!
何となく知っていたし、散々「見て」はいたけれど、いざ自分がやってみたら、とても難しい(´Д`;)
まず、シンプルが故に「できた・できない」がはっきり自分でも判る。
教えてもらった動きそのものは、僅かな数だし、日常生活でもやっていそうな動きなので、形をなぞるのは簡単。
ただ、そこに『術』という“理”が入ると・・・・途端に難しくなる( ̄Д ̄;)できそうでできないこのもどかしさ(ノ≧Д≦)ノ
例えて言うならば「ひとつのモノを手に入れた後、延々と磨き続けて最後には至極の輝きをもつモノに“己の努力で”変化させていく」ような感じ?
次から次へと、新しい“モノ”を手に入れて「やったー!コレクションが増えたー♪」と喜ぶのとは別の世界(それが悪いとは言いません。それもひとつの考え方)だなと。
その証拠に、やっていくうちにコツを掴み、徐々にできるようになる。この過程が最高に楽しい!
そして、同じ動きを使って、別の局面の対処もできる。1つの動きを磨けば、多少は対応できるんですよ!(もちろん、まだまだ先がありますが)
体験者の方は、過去に武道や格闘技を学んだ経験があるということで、スムーズに動けていました。
私は・・・とりあえず空手で学んだ「身体操作」と「脱力」などの理屈を総動員して、できることはできる、できないことはできない(そのまんまじゃ!)って感じでしたorz
※因みに、上手くいったときは、身長差30センチ・体重ほぼ2倍の先生にバッチリ術が掛かりましたヾ(≧∀≦)ノ自分でもビックリした∑( ̄□ ̄;)
できたことは、空手のときでもそこそこ得意なものとリンクしていて、できないことは案の定、空手でも苦手だったものとリンクしてましたねーヾ(´ー`)
空手とはまるっきり無関係・・・ではないのも嬉しいトコロ♪(´ε`*)ノ
今回、やってみてしみじみ感じたことは
「知っているのと知らないのでは、雲泥の差が出るな」
ということ。
特に、後ろからヒモで首を絞められるというシチュエーションのとき、約束事だから、本当に絞められる訳ではない、と頭で理解していても、物凄い恐怖でちょっとパニックになりました(≧Д≦)
それまで散々練習した動きをそのままやればよかったのに、恐怖とパニックとで、間違った動きになってしまうこと多々・・・(汗)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当に、いざ!というとき、対処できるはずがないなと実感しました。
よく、「叫べばいい」とか「全力で抵抗すれば」など言う人がいます。
特に、女性が被害に遭った場合、男性がそんな理屈で「被害者もどうなんだ」的な意見を言う輩がいるけどヾ(*`皿´*)/
でーきーるーかー(怒)!!!
オマエが同じ目に遭ってみてから言え!と声を大にして言いたい(。`ε´。)
【未知&不意のできごと】に、冷静に対処できるかどうか。
これはもう、ひとえに「それを想定して、練習を重ねる」ことに尽きるのではないでしょうか(そうすれば“未知”のことも少なくなっていく訳だし)。
そんな意味でも、この「プロテクト教室」は、女性にこそ、是非是非是非是非!!!!学んでもらいたい素晴らしい技術だと痛感しました。