礒江さんのお名前は知らなかったのですが
宣伝で見かけた絵がとても好みだったのでお休みの日に行って来ました(‘*‘)




「深い眠り」の浮遊感も
「新聞紙上の裸婦」の質感も
吸い込まれるようだけど

静物画たちの創る時間が止まってる様な、静かな空間が好き。

果物や野菜たちは描いてる間に腐敗していくから
新しく買ってきた物からよく似た粒を選んで接着して続きを描くとか。
だからかなー?一枚の絵に対象物の時間の流れが描かれているような気がした。
一つの実に新鮮さと腐りかけの色が混在してるの。


構図も好み。
四角い画面に配置された静物の並び方も、鳥の巣の可愛らしいのも。
一枚のお皿の隅に置かれた薔薇や葡萄や鰯も。

モデル画の白いセーターが遠目だと面に見えてたのが
近くに寄ると毛糸の柔かさと一緒にひとつひとつの繊維まで感じる様な
でも描込み過ぎてない絶妙さ。すごいなー。

コレ、音楽を聴いてる時も同じ感覚があるんですよね。
スピーカーで聴く時とイヤホンで聴く時で同じ曲にまったく違う表情が見えたり。
作り込み過ぎない事で見える表情もある気がする。←よく解ってないけど


一日24時間の内、20時間くらい鉛筆や筆を持ってた頃にあった
”眼に映る物を手を通して書き写す事で物質を見ていた”感覚を思い出しました(・・。)ゞ
鉛筆デッサン好きだったなー。下手くそだったけど。

「バニータス」や未完のベッドで眠る女性に作者の死生感が凝縮されてる気もしたけれど
静物たちの時間経過を描いてる中に存在してるモノと同質な気がした。



帰りに晩ごはんを食べたカフェの
珈琲カップが可愛かったのでパシャリ。
もっと小さいカップで出てくると思ったらたっぷりな量でビックリした。笑