5月2日。

古い雑誌を読み返すたび、感じる事は変化して
その変化に過ぎた年月を想う。
それは自分の経験による変化。


ウーハーやLEMONedやサイト内で紹介するアーティストを
彼に心酔する少年少女の何割かが「彼が薦めるから聴く」事を理解していて
世界にはこんな面白いヤツらが居る、と見せていた。
少年少女の狭い世界の一つの窓であり、広い世界への扉的存在でもあった。


そこに数字を視野に入れてる事もきちんと付け加えて
「そうやって自分が本当にやりたい音楽をやれる土壌を作っている」と言うクールさも好きだった。


彼は自信が楽しみながらもファンの育成を怠らない人だったんだ思う。
そして自分の影響力を正しく認識してる人だった。

それって実は大切な事なんじゃないだろうか。
「顧客の意識を育てる」って実は凄く大事な事だと思う。


私は彼に心酔する少女の一人だったからそう思うだけかもしれないけれど。

いつまでも何年経っても
彼の残した言葉たちから星占いの様に僕は意味を見出すんです。



話が変わるけれど。

地味で積み重ねが必要ですぐに結果が出ない部分。
数字にも見えにくい。
手を抜いても表面化しにくいから誰もが目を逸らしていつしか手順から省いてしまう。


けど、それが土台を築くんじゃないかしら。

初期衝動の楽しさと達成感だけだと1回限りで終わってしまう。

地道な作業で築いた土台があれば
もっと先へ
もっと新しい世界へ行けるはず。


ごく最近、ふとそんな事思う出来事があったんです。

そして彼の年代の人たちは当たり前の事としてその土台造りをできる世代なんじゃないかな、と思ったのです。


楽しい事ばかりしてちゃ本当にやりたい事になんて辿り着けない
面倒くさい事から良い訳ばかりして逃げてちゃダメなんだ。


不器用な人間なりに地道にやっていこう、と改めて思った次第。